【リピーター様】宇城市で台風被害を受けた工場

庇屋根は台風の際に破損し、空が見えている状態になっています。
これでは雨が入り放題で屋根の意味がありませんよね。
それだけでなく、割れた破片が落下する危険もあり、安心して作業ができません。
波型スレートで屋根補修を行う事もできますが、今回は透明の波型屋根材「バンポーライト」を使用する事になりました。

別の建物にも波型スレートの割れと天井板の破損がありました。
破損箇所の近くにパレットが落ちていた為、パレットが当たった衝撃で割れた可能性があります。
こちらのパレットは以前雨漏りがあった際の応急処置に使用されていたそうですが、それが台風被害の元になってしまいました。
応急処置は一時的に被害の進行を止めるには有効ですが、二次被害に繋がる事もある為、早めに本工事を行う事をおススメします！
▶屋根などが地震や台風で被災した際に行う緊急時の応急処置「雨養生」

工場庇をバンポーライトで補修した様子

台風で被害を受けた庇屋根は、「バンポーライト」という屋根材で補修を行います。

バンポーライトとは

テラスやベランダによく使用される「ポリカーボネート波板」と見た目が似ていますが、バンポーライトはポリカよりも熱変形が少なく、素材も異なります。
バンポーライトは住宅にはあまり使用される事はなく、工場などで使用される事が多い屋根材です。

高所作業車で屋根補修を行います

割れた波型スレートを取り除いてバンポーライトを差し込み

割れた波型スレートを撤去し、バンポーライトを差し込むように取り付けます。
その際、雨水の流れで内部に水が入らないように、軒先に近い方を下にして屋根材を重ねていきます。

バンポーライトの固定する為にドリルで穴を開け、フックボルトで固定を行い、庇の補修は完了です。
バンポーライトは工場にも使用できるほど強度が高く、採光もできるメリットがあります。
明り取りを行う事で光熱費を下げる事にも繋がりますので、工場の明り取りをお考えの場合にはぜひご検討くださいね。

別の建物の屋根・天井張り替えの様子

割れた所をカバーするように、スレート大波を差し込んで補修しました。
補修する際には波のピッチ（幅）を既存の屋根材と合わせて施工する必要があります。
今回は一山130㎜ピッチの大波スレートを使用しました。

割れた天井板の張り替えを行いました。
天井板が割れていた事で空が見える状態でしたが、屋根修理を行って天井板を張り替えた事で機能性も美観性も復活しました。

当店では工場や倉庫の屋根修理も承っております。会社の大切な財産を守る為にも破損している箇所はお早めに修理しておきましょう！