超大型台風で抜け落ちた這樋

２０２２年の超大型台風で、屋根の這樋（はいどい）が抜け落ちていました。
這樋は、その名の通り上階の屋根から竪樋（たてどい）から流れてきた雨水をまとめて下層階の集水器に流す役割があります。
このままでは竪樋から流れてきた雨水がドバっと屋根の上に流れ、屋根材を傷めてしまう原因になります。

雨樋は全体的に大きく経年劣化しているようには見えませんでした。
しかし、這樋の端は割れ、屋根に固定する為の支持金具も外れており、台風の凄まじさがよく分かります。
お家の中で避難されていたので人的被害はなく良かったですが、こんな長い棒が屋根から落ちてくるなんてとても怖いですよね。

火災保険を適用して復旧工事できる事になりました

支持金具と水下エルボで強風に耐えられるようにしました

ジョイントから抜け落ちた這樋は割れて使えない状態だった為、新しい這樋を雨樋専用ボンドで固定しました。
更に、支持金具と水下エルボを取り付け、強風でも煽られないようにしておきました。
長さのある這樋は、支持金具で固定しておかないと強風でズレてしまう事がある為、３箇所でしっかり屋根に留めておきました。
▶【コラム】雨樋の取付金具『でんでん』は雨樋を固定をする大切な部分です

這樋の復旧工事が完了しました

台風で外れ落ちた這樋の復旧工事が完了しました。
Ｓ様は這樋が外れて他のパーツにも影響がないか心配されていましたが、被害を受けてすぐにご連絡いただき、被害が最小限のうちに工事を行う事ができました。
住宅被害をそのまま放置していると、他の箇所にも影響が出たり、被害が拡大して工事費用も膨れ上がる可能性が高くなります。
また、火災保険の請求期限は被害を受けてから３年以内である為、被害を受けられたらなるべく早く専門業者にご相談くださいね。

街の屋根やさん熊本店では、火災保険を適用した工事も多く承っております。
保険会社に提出する『被害箇所のお写真』『工事見積り書』も無料でお客様にお渡し、スムーズな請求のお手伝いを行いますので、まずはお気軽にお問合せくださいね。