既存の塩ビ製波板には割れや穴あきが見られました。
強風などでフックボルトが抜けたり、波板が割れてしまったようです。

ベランダの波板は、過去に一部張り替え工事を行った事がある為、塩ビ（塩化ビニル樹脂）とポリカ（ポリカーボネート樹脂）の異なる２つの波板が使用されていました。

今回は被害を受けていたのは塩ビ製波板部分のみで、ポリカ部分には特に問題はありませんでした。

破損がある塩ビ製波板のみ一部張り替えを行う事もできるのですが、それだと張り替えなかった波板部分が数年後すぐに破損する可能性が高く、メンテナンスの頻度が高くなってしまいます。

全体のメンテナンス周期を合わせる為、今回は全面的にポリカ波板に張り替え工事を行う事になりました。
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新しいポリカーボネート製波板を取り付けました。

ポリカ波板にも色が様々ありますが、今回はブロンズマットを使用しました。
【波板同士の重ね代が２．５山】【固定するフックの間隔が５山以内】などと施工基準が定められており、順守しないと外れやすくなったり、隙間ができて雨水が入る原因になります。

既存の塩ビ製波板には割れや端の反りがあり、強度もかなり落ちていましたが、耐久性・強度・耐衝撃性の高いポリカーボネート製波板に張り替えて強く長く使える屋根に生まれ変わりました。
急な雨で洗濯物が濡れてお困りだったT様も、張り替え後は安心して干せると安心していただけました。

テラスやベランダの屋根は３方向からの屋根が吹き込む為、剥がれ・飛散が起きやすい場所です。
劣化を放っておくと台風や突風で剥がれて近隣住民や通行人などにケガをさせてしまう事もある為、普段からの点検・メンテナンスが大切です。
街の屋根やさん熊本では波板張り替え工事の施工もたくさん承っておりますので、安心してご依頼くださいね。
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