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上益城郡益城町|腐食した貫板の交換工事で棟板金の固定力を復活
益城町 屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
【工事のきっかけ】
上益城郡益城町のS様より『屋根の棟板金が浮いているので見てほしい』とお問合せいただき、現地へお伺いしました。
屋根の調査を行うと、棟板金を固定している釘が浮いたり抜けている所があり、棟板金が浮いている状態でした。
棟板金を留める下地材の『貫板(ぬきいた)』を覗いて見ると、黒く変色して腐食している事が分かりました。貫板は木材である為、水分の侵入や経年劣化で腐食し、釘を留めておく力が弱くなり、棟板金の浮きや剥がれに繋がってしまうのです。
調査の結果、貫板は腐食していたものの棟板金自体には折れや曲がりがなかった為、貫板のみ新しく交換し、棟板金は再利用する事になりました。
工事で棟板金を仮撤去すると、黒く変色した貫板が現れ、貫板を剥がす際にもボロボロと木片が落ちるほど劣化していました。
落ちた木片は綺麗に清掃した上、新しい木製貫板を屋根に固定し、仮撤去した棟板金を再取り付けしました。
工事前は釘で棟板金を固定していましたが、今回は抜けにくいステンレス製のビスを横から打って固定しました。
棟板金を再利用した為、工事前後の見た目はあまり変わりませんが、貫板交換により棟板金の固定力が復活しました。
貫板は普段見る事がない為、棟板金の浮きや剥がれが起きて初めて劣化に気付く事も多い部材です。
長年メンテナンスをしていないと、台風で棟板金が飛散してしまうなど大きな被害に繋がる事もある為、定期的な屋根点検とメンテナンスが重要です。
街の屋根やさん熊本店では屋根の無料点検を行っておりますので、お気軽にご利用くださいね♪
基本情報
- 施工内容:屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間:1日
- 築年数:27年
- 使用材料:木製貫板、ステンレス製ビス、シリコンコーキング
屋根の棟板金が浮いており、指1本入るほどの隙間ができていました。
棟板金は屋根の頂上である『棟(むね)
』
に被せている板金で、屋根の中でも
高い場所にある分、浮きや剥がれが非常に起きやすいパーツなのです。
このように浮いている状態で放置すると、台風や強風で煽られやすくなり、最悪の場合は棟板金が飛んでいってしまう事もあります。
大きな被害にも繋がる事がある為、放っておくのは厳禁です。
▶台風被害に遭う前に屋根とお住まいの対策をしておきましょう
棟板金を固定している木下地の
貫板(ぬきいた)を覗いて見ると、腐食している事が分かり
ました。
棟板金を固定する
釘は貫板に打ち付けられている為、貫板が腐食していると釘が抜けやすくなってしまいます。
貫板は
棟板金の下に
隠れている為、
棟板金の浮きや剥がれが起きて初めて劣化に気付く事も多い場所なのです。
屋根調査を行った所、棟板金が浮いている原因は貫板の腐食であると判明しました。
棟板金自体は折れや曲がりがなく
再利用できる状態であった為、
貫板のみ新しく交換して棟板金は再利用する事になりました。
屋根のスレートにも色褪せなど塗膜の劣化が見られますが、あと3年くらいで葺き替え工事を行う予定の為、今回は貫板交換のみ行います
。
▶棟板金工事について
まずは既存の棟板金を仮撤去しました。後ほど取り付け直すので大切に保管しておきます。
棟板金を剥がすと腐食してボロボロの貫板が現れました。これでは釘もすぐに抜けて棟板金が剥がれてしまうのも仕方ありません。
木製の貫板は水分の侵入や経年劣化で下地材としての機能を果たせなくなる為、10年を目安に交換する必要があります。
既存の貫板も撤去します。
剥がす際にも木片がボロボロと落ちてしまった為、撤去後は綺麗に清掃しておきました。
新しい木製貫板をビスで固定しました。
今回は一般的な木製貫板を使用しましたが、腐食や釘抜けが起きにくい樹脂製の貫板もあります。(木製貫板よりも少し高額です)
当店では樹脂製貫板への交換も承っておりますので、ぜひご相談くださいね♪
始めに仮撤去した棟板金を再取り付けしていきます。
棟板金は1本の長い板金ではなく、複数枚の板金を繋ぎ合わせています。
雨水は屋根の頂点から軒先へ流れる為、隙間から雨水が入り込まないように軒先(先端
)
から順に取り付けていきます。
また、板金と板金の重なり部には水の侵入を防ぐコーキングを打っておきます。
工事前は貫板に釘を打って棟板金を固定していましたが、抜けや錆びに強いステンレス製のビスを使用します。
万が一ビスが抜けても雨水が入りにくいように、横方向にビスを打っておきました。
棟板金の下地材である『貫板
』の交換工事が完了しました。
棟板金を再利用している為、工事前後で見た目に変化はあまりありませんが、貫板を交換した事で棟板金の固定力が復活しています。
また、ステンレスビスに打ち替えている為
、工事前よりも
抜けに強くなっています。
2022年9月に上陸した台風14号により、当店にも棟板金が剥がれた・飛散したというご相談を多くいただきました。
貫板は劣化に気付きにくい上に被害が大きくなりやすいパーツですので、定期的な点検・
メンテナンスがとても大切です。
『
屋根の上からバタバタと音がする』
『訪問業者が突然来て棟板金の不具合を指摘してきた
』
という方は、一度街の屋根やさん熊本店にご相談くださいね。
▶
屋根の板金が浮いていると言われたら?するべき対策と注意事項
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8
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