こんにちは！
尾張地区を拠点とし、屋根の専門店をしています。
「街の屋根やさん尾張北店」です！

今回は、愛知県稲沢市にお住まいのI様邸にて、棟瓦のラバー工事とビスの打ち替え工事を実施しました。
I様は、弊社の顧客様からのご紹介でご相談いただきました！
大切なご縁をいただき、誠にありがとうございます！

施工前

＜施工前のお悩み＞
I様からの最初のご相談は、「屋根の棟部分のズレが気になる」というものでした。
棟瓦（むねがわら）とは、屋根の最も高い位置に取り付けられている瓦のこと。風雨の影響を直接受けやすく、経年劣化によりズレや浮きが発生することがあります。

さらにI様は、「築後17年間、特段屋根の手入れをしてこなかったので不安」とおっしゃっていました。
屋根は普段見えにくい場所だからこそ、気づかないうちに劣化が進んでしまうことが多くあります。

現地調査をさせていただいたところ、以下のような問題が確認できました。

・棟瓦を固定するビスの緩みや浮き

・棟瓦のラバーの経年劣化による乾燥やひび割れ

・棟の一部でわずかにズレが発生

このまま放置すると、強風時に瓦の飛散や雨漏りの原因となる恐れがあるため、早急な補修が必要と判断しました。

＜工事のご要望＞
I様のご要望は以下の通りです。

・これ以上傷みが進まないようにしっかり補修してほしい
・雨漏りの心配がないようにしてほしい
・築年数が経ってきたので、今後のためにしっかり点検・補修をしておきたい

今回はこれらのご要望をふまえて、棟瓦のビスの打ち替え、ラバーももともと施工されていたものを撤去し、新しく施工することで対応しました。

施工中

施工後

＜施工ポイント＆こだわり＞
1. 既存ビスの撤去
まずは既存のビスを一本ずつ丁寧に撤去します。
経年劣化により、一部は錆びついていたため、工具を使い慎重に外していきました。

2. ステンレスビスへの打ち替え
新しいビスにはステンレス製ビスを使用。
錆びにくく、長持ちするのが特長です。屋根の耐久性を高めるためには、素材の選定も重要です。

3. 棟瓦のラバー工事（ラバーモルタル補修）
棟の接合部にはラバーモルタルを新たに充填。
ラバーとは、弾力性のあるコーキング材のことで、ひび割れしにくく、棟瓦の固定性と耐久性を高める役割があります。

さらに、ラバー施工後に養生をしっかり行い、しっかり乾燥するまで数時間かけて作業を完了させました。

＜屋根メンテナンスの重要性＞
今回のような棟瓦の補修工事は、早期発見・早期対応がとても重要です。

特に屋根の不具合は、目視で確認が難しいため、気づいた時にはすでに雨漏りが起きていた…というケースも少なくありません。

また、以下のような症状が見られた場合は要注意です。

・棟瓦がズレている・歪んでいる

・屋根材の接合部に隙間が見える

・台風や地震の後に棟瓦が不安定になっている

こうした異変を放置してしまうと、雨漏り・室内クロスの劣化・木部の腐食・シロアリ被害など、大きなトラブルに発展するリスクもあります。

定期的な点検・メンテナンスが、大切なお住まいを長く守るための第一歩です。

＜担当者からのコメント＞
この度は、弊社「街の屋根やさん尾張北店」にご依頼いただきありがとうございました。

I様の「ご紹介でのご相談」ということで、施工に対する信頼を感じ、とても嬉しく思いました。
今回の工事では、屋根の棟部分の安全性を高めるために、確実なビス固定とラバー補修を徹底しました。

これからも、お客様一人ひとりのお悩みに丁寧に寄り添い、誠実な施工を行ってまいります。
屋根の点検や補修のご相談があれば、いつでもお気軽にご連絡ください。

今後ともよろしくお願いいたします！

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