こんにちは！街の屋根やさん尾張北店です。
今回は、漆喰の詰め直しリフォームの様子を紹介します。
早速、施工前の様子を見ていきましょう！

施工前

こちらは、施工前の屋根の様子です。
屋根に白いものが落ちていますが、これが漆喰のかけらです。

また、黒ずみや、ひび割れも見えますね。
では、なぜ漆喰は、黒ずみやひび割れが起きてしまうのでしょうか・・・

1.温度や気候による劣化

日本には、四季があり、夏の高温や冬の凍結など、温度の急激な変化により漆喰が膨張・収縮し、ひび割れの原因となることもあります。
また、台風や雨風なども漆喰の落下の原因となります。

2.施工不良

施工不良により、漆喰が落下してしまうのも考えられます。
施工時に、漆喰が正しく塗られていないと、長い年月が経つと剥がれやすくなってしまいます。
下地処理が不十分だったり、漆喰の厚さが均一でなかったりすると、定着が悪く、すぐに剥がれてしまうことがあります。

3.湿気や水に侵入による劣化

屋根に水が侵入してしまい、漆喰の内部が湿気を帯びると、接着力が低下してしまいます。
そして、通気性が悪くなり、カビやコケが発生すると、漆喰が傷みやすくなり、最終的に落ちてしまうことがあります。

主にこれらが原因で、漆喰は落下してしまいます・・・
落下した部分の漆喰は、古い漆喰をきれいに取り除いて、新しい物に詰め直しをすることで、漆喰としての機能がよみがえります。
では、施工中の様子をみていきましょう！

施工中

こちら施工中の様子になります。

新しい漆喰を詰める前に大事なポイントが、既存の漆喰をしっかり取り除くことです。
既存の漆喰が残ってる状態で詰めてしまうと、剥がれの原因になります。
必ず、古い漆喰は全て取り除いて施工します。

施工後

最後に施工後の写真になります。
しっかり取り除いた後は、新しい漆喰を詰めました。
黒ずんでいたり、ひび割れした漆喰は、真っ白になり、美しい仕上がりですね✨
きちんと施工した漆喰は20年ほど持ちます。
長く保たせるためにも、定期的なメンテナンスが必要ですので、心がけましょう！

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