今回は稲沢市の屋根カバー工事の様子を紹介します。

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苔が発生してしまったスレート瓦の現地調査の様子

スレート瓦とは？

スレートは多くのお家でよく使用されている屋根材になります。
平らな石の板を屋根に張り付つけていったものをイメージするとわかりやすいと思います。
和瓦は水をはじくため、色が決まっている事に対して、スレートは定期的に塗装を行う事で色の自由度が高いという特徴があります。
一方で、水を吸うので雨水に晒される事に弱く、弱ったスレートは割れてしまいます。耐久性を保つためには定期的に塗装を行う必要があります。

今回のスレート屋根の様子

今回のスレート瓦は、色あせが起きていました。
写真だとわかりにくいですが、スレートの表面は砂のようになっており、触れると砂が落ちてきます。
これはスレートの表面が雨水などで分解され、剥離していきている状態になります。
内部まで雨水が入ってしまっているので、ちょっとした衝撃でも割れるような状態になっています。
また、色が変わっている箇所は苔が生えている状態です。
根が無い種類の苔ですので、内部に侵入して生えているわけではないのですが、
表面に付着しているという事は水が溜まりやすい場所という事です。
本来屋根材は雨水をはじかないといけないので、水をはじく効果が失われて長い年数が経過したという事になります。

今回の屋根カバー工事のご案内

今回は屋根カバー工事によって、屋根の上に屋根を重ねる事にしました。
今回のスレートは既に耐久性が限界なので、塗装をしても持たせる事はできません。
ですので、上から屋根を作る事になりました。

屋根カバー工事の施工後

今回の屋根は、板金の上から石粒を吹き付けた屋根材です。
芯になる板金は外に出ないので劣化しにくく、表面の石粒は衝撃などを軽減します。
今回のような状態でも、塗装工事を提案する会社は多くありますが、今回のお家で塗装をした場合、1～2年で塗膜が剥がれてしまったり、塗装がされたまま割れてしまったりしたと思われます。
塗装の方が安く済みますが、お家にとって一番良い工事とはとても言えません。
街の屋根やさんではどんな屋根でもお家の方とご相談の上できちんと工事をさせていただきます。
大きな屋根でも無償で定期点検にお伺いするので、屋根が気になる方は是非0120-966-902までご連絡ください。