今回は江南市で施行した屋根塗り替えの工事の様子を紹介します。
今回のお家ではモニエル瓦を使用されていました。

モニエル瓦の現地調査の様子

モニエル瓦とは？

モニエル瓦というのは、洋風のお家に使用される瓦になります。
通常の和瓦は、釉薬などを使用されており、対抗年数が非常に長い瓦になります。
しかし、瓦が完全に水をはじくため、塗装などができません。
やグレーなどの色になるので重工な雰囲気があり、和風住宅によく使用されます。

今回のモニエル瓦は塗装ができる瓦になります。
赤や青などの色にできるので、カラフルな変化ができるため、洋風住宅に使用される事が多いです。
しかし、雨に弱いため、定期的に塗装をして、雨に直接触れない状態を作る必要があります。

モニエル瓦の調査の様子

今回のお家を近くで見た様子です。
一見問題無いように見えますが、表面に白い模様ができています。
これはチョーキングと呼ばれる現象で、塗料が年数の経過によって粉状になって表面に付着しています。
この状態は塗装の効果が切れ始めているサインなので、これが見られたら塗装を行う必要があります。

屋根の下からは見えにくいため、点検などでお伺いしなければ気づく事は無かったと思います。

今回のモニエル瓦への塗装のご案内

今回は塗装工事をご案内しました。
定期的にしっかり塗装をされているため、モニエル瓦の状態が良く、
まだまだ塗装をする事で使用し続ける事ができる状態でした。

塗装工事の施工中の様子

屋根の洗浄

まずは屋根を洗浄します。
塗装工事の前には表面のゴミを取り除く必要があるため、屋根を高圧洗浄機で洗い流します。

下塗り材塗布

下塗り材の塗装をします。
塗装工事の最初に塗装をするのは、下塗り材という、きちんと塗料を乗せるための塗料になります。
例えば接着剤のような、粘着性のある塗料などになります。

塗料本材塗布

塗料本材の塗装をします。
ここで塗装をするのは、よく聞かれるフッ素や無機などの塗料になります。
塗膜を厚く作るために、一度塗装した後、2度目の塗装を行います。

塗装工事完了後の状態

今回の工事はこれで完了になります。
今回のお家は屋根の状態が良かったため、定期的なメンテナンスをしてまだまだ使用ができる状態です。
お家を長持ちさせるためにも、しっかりメンテナンスをお願いしましょう。