今回は一宮市での軒天の板金カバー工事の様子を紹介します。

板金が剥がれてしまったお家の現地調査の様子

軒天とは？

軒天というのは、屋根の先端の裏部分の事を言います。
普通の屋根は、真上から見るとお家よりも少し大きく作られています。
外壁の無い部分の屋根の裏の事を軒部分の天井で軒天と呼ばれ、ここに木の板が貼ってあります。
言葉で伝えると難しいですが、写真を見ればすぐにわかると思います。

今回の軒天の様子

軒天は、壊れてしまう事で雨漏れに繋がる事はありませんが、経年劣化によって写真のように木の表面が剥がれてしまいます。
状態によっては、部分的に剥がれる事で垂れ下がってしまう事もあるため、見栄えがかなり悪くなってしまいます。
特に2階部分は修繕に足場が必要な事もあり、修繕の優先順位が低い箇所になります。
ですので、外壁塗装などの足場が必要な時にはできれば軒天や雨樋の工事を同時に行う方が良いです。

今回の軒天への板金カバーのご提案

今回は軒天に板金でカバーする工事をご案内させていただきました。
この状態の軒天に対しては何種類か修繕内容があります。
本当に応急手当で良いのであれば、剥がれている部分をビスで打ち込むという方法もあります。（木が弱っているので、打ち込んでもすぐに抜けてしまう可能性があります。）
一般的なのは、軒天を新しい木や板金でカバーする工事になります。
今回は板金でのカバーをさせて頂く事になりました。
また、今回のお家の施工箇所は1階の軒天になるので、足場も必要が無く、お値打ちに工事をさせていただきました。

軒天の板金カバー工事の施工後の様子

こちらが工事完了後の様子になります。
軒天は直す優先順位はやや低くなりますが、タイミングを逃してしまうと困る工事でもあります。
別の工事を施工する際に、一緒に工事をするのが良いので、きちんと予測ができる専門家に工事を頼むようにしましょう。