今回は一宮市での屋根の重ね葺き工事を施工させていただきました。
今回のお家では、元々スレート瓦を使用されていました。

スレート瓦は、セメントなどを圧縮して固めた屋根材になります。
メリットとしては、
・塗料が乗るので、デザイン性が高い
・軽いため、耐震の屋根材として優秀
という特徴があります。

ただ、欠点もあり、
・雨が持っている酸性に弱く、雨が触れてしまうとひび割れしやすくなってしまう
・屋根材自体にメンテナンスが必要になるので、施工面積が広くなりがちで、工事費用が高くなりやすい
という特徴もあります。

特に雨に弱い事に対しては、きちんと定期的な塗装が必要で、
防水効果が切れる前に次の塗装を行う必要があります。
しかし、外壁であれば近くで見れる上、直接触れる事もできるのですが、
屋根は近くで見る事も直接触れる事も気軽にはできません。

放置してしまうと最後には割れてしまい、他にも苔が生えてしまう事もあります。
こうなってしまうと、塗装や板金でカバーする工事もできないので、
葺き替えやカバー工法が必要になってきます。

今回のお家も屋根の状態を確認した所、塗装工事は難しいと判断したため、
屋根の上に屋根を作る、カバー工法での工事を施工させていただきました。

今回取り付けをした屋根材は、LIXILのTルーフという屋根材になります。
金属板に砂利などを吹き付けて固めた屋根材で、
軽く、メンテナンス性も非常に高い屋根材となります。
価格も和瓦よりも安価になるため、お勧めの屋根材となります。

街の屋根やさんでは、今回のような新しい商品でもきちんと知識を付けた状態で対応させていただいています。
屋根の事が気になる方は、無償での点検も行いますので、お気軽に0120-966-902までお問合せください。
【2023.02.26追記】