こんにちは！
尾張地区を拠点とし、屋根の専門店をしています。
「街の屋根やさん尾張北店」です！

今回は、愛知県一宮市にお住まいのM様邸より、
屋根漆喰の工事をご依頼いただきましたので、施工事例として詳しくご紹介いたします。

瓦屋根は耐久性が高く、適切なメンテナンスを行えば長く安心して住み続けることができます。しかし、その瓦を支える重要な部分のひとつが「漆喰（しっくい）」です。普段はあまり目にすることがないため、劣化に気づきにくい場所でもあります。

施工前

＜施工前のお悩み＞
M様より、次のようなお悩みをご相談いただきました。

・築年数が経過し、屋根の漆喰が変色している
・漆喰にひび割れが見られ、剥がれ落ちそうな箇所がある
・瓦がずれたり、落下したりしないか不安

漆喰は、瓦屋根の棟（屋根のてっぺん部分）に使用され、瓦同士を固定し、雨水の侵入を防ぐ役割を持っています。
この漆喰が劣化すると、防水性が低下し、瓦のズレや最悪の場合は雨漏りにつながることもあります。

＜工事のご要望＞
・見た目もきれいに仕上げてほしい
・今後も安心して住めるよう、しっかりと施工してほしい

M様は「ただ直すだけでなく、きちんとした工事をしてほしい」とのご希望をお持ちでした。そのため、部分的な補修ではなく、既存漆喰の撤去から行う丁寧な施工をご提案しました。

施工中

＜施工ポイント＆こだわり＞
今回の工事では、以下の工程を大切にしています。

まず、既設の劣化した漆喰をすべてはつり（撤去）しました。
古い漆喰の上から新しい漆喰を詰めてしまうと、密着不良を起こし、早期に剥がれてしまう恐れがあるためです。

次に、棟部分の状態を確認し、瓦のズレや歪みがないかをチェック。
問題がないことを確認したうえで、新しい漆喰を厚みと形を整えながら丁寧に詰め直しました。

使用する漆喰は、耐久性と防水性に優れた屋根専用の材料を使用。
見た目の美しさだけでなく、長持ちする仕上がりになるよう細部までこだわって施工しています。

施工後

＜工事の工程＞
1．足場の設置（安全確保のため）
2．既存漆喰の撤去
3．棟部分・瓦の点検
4．新しい漆喰の詰め直し
5．仕上がり確認・清掃

工事中も、お客様に進捗をご説明しながら進めることで、安心してお任せいただけるよう心がけました。

＜屋根メンテナンスの重要性＞
屋根は、毎日紫外線や雨風にさらされており、知らないうちに劣化が進んでいます。
特に漆喰は、10～15年程度でメンテナンスが必要になることが多い部分です。

定期的に点検を行い、早めに補修することで、
・大規模な修理を防げる
・雨漏りのリスクを減らせる
・結果的に修繕費用を抑えられる

といったメリットがあります。

「まだ大丈夫」と思っていても、見えない部分で劣化が進んでいるケースは少なくありません。
気になる症状がなくても、定期点検をおすすめしています。

＜担当者からのコメント＞
今回、弊社「街の屋根やさん尾張北店」に
工事のご相談および、ご依頼いただきありがとうございました。

M様邸は、漆喰の劣化が進み始めている状態でしたが、早めにご相談いただけたことで、大掛かりな工事になる前に対応することができました。
仕上がりにもご満足いただき、私たちも大変うれしく思っております。

今後も、顧客満足を第一に、お客様の住まいに寄り添った最適なご提案を行ってまいります。
この度は誠にありがとうございました！

—————————————

一宮市での屋根補修・点検相談は、
【街の屋根やさん尾張北店】まで
お気軽にお問い合わせください！

—————————————-

▼今回の記事に関連する記事はコチラ▼
（街屋根サイトから関連のある記事のURLを貼る）
屋根リフォームの流れを解説