みなさんこんにちは！

街の屋根やさん　奈良南店

店長の吉本です！

今回は三郷町で瓦屋根の谷板金より雨漏りしているお宅の工事をしました。

ビフォーアフターではあまり変化がわかりにくいのですが

かなり性能はアップしていますからね！！

その内容をお話していきます。

まず、雨漏りの原因箇所は明らかでして

谷板金の銅板に穴が空いていました。

銅は鉄より錆びにくく、長持ちするので

和風の屋根には銅製のものが当時はよく使われており

こういった防水で大事な箇所は銅で作られていました。

ただ、銅は、雨で流れた瓦の成分で穴が開くことがあるので

今回のように穴が開くことはしばしばあります。

ですので注意が必要です。雨漏りしてからでは遅いですので

まず、谷板金周りの瓦を撤去し、谷板金を剥き出しにしてから

劣化した既存の板金を撤去します。

次に、防水性のあるアスファルトルーフィングを敷きます。

基本的に一般住宅の防水層は二重になっています。

太陽にさらされる1枚目の防水層が劣化しても、雨漏りしないように

作られています。

アスファルトルーフィングの様なゴム製品がなかった昔は

油の多い木の皮などで代用していました。

次に、ガルバリウムでできた谷板金を施工します。

一枚の板を現場の下地に合わせてカットして使用します。

ガルバリウム鋼板とは、

「耐震性や耐久性、価格を総合的に比べると最もバランスの取れた素材」 で

金属の特殊な配合により約30年の耐久性能があるといわれているものです。

最後に、屋根瓦を元の位置に復旧して完成です。

念のためシャワーホースで水をかけて雨漏りがないかのチェックをしましたが

雨漏りが完全に止まってくれた様子でした。

お客様もかなり喜んで頂き、これで安心してこの家に住めますと

おっしゃって頂きました。

銅の製品は、昔は、

半永久的なので劣化しないから大丈夫！など

言われていたそうですが

銅は、一般の鉄に比べて長持ちしますが

しっかり錆びますし、しっかり穴もあきますので

こまめなメンテナンスが必要となってきます。

点検は無料でさせていただいておりますので

是非街の屋根やさん奈良南店へ気軽にお電話ください！！

おまちしておりま。吉本でした！！