新潟市中央区にお住まいのお客様より「2階の瓦屋根が数枚ズレてしまっているので見て欲しい」とご連絡を頂いたことがきっかけで、現地調査を行い、約4.4坪の屋根葺き直し工事をご提案、ご依頼を頂きましたのでご紹介します。

街の屋根やさん新潟店では屋根や外壁工事以外でも住まいに関するご相談を承っております。

現地調査・見積は無料で行っておりますので、街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消！までお問い合わせください！

現地調査で分かった状況

現地を調査したところ、瓦のズレや飛散により雨漏れが発生しており、サッシ上の天井から雨水が滴り落ち、黒い雨だれの跡まで出来ていました。

さらに室内には湿気がこもり、カビが繁殖している様子も確認されました。

屋根上に関しては、築50年の一戸建てということもあり、屋根全体に経年劣化が見受けられました。

特に問題となっていたのは、瓦がズレて屋根下地が露わになっている部分です。

下地材が腐食し、一部はすでに崩れて穴が空いている状態でした。

このままでは雨水が直接建物内部に入り込み、防水機能を果たさないどころか、構造材の腐食やシロアリ被害につながる恐れがあります。

ご提案した工事内容

今回お客様にご提案した工事内容は

①約4.4坪　瓦の葺き直し工事

②飛散した瓦の交換工事

『葺き直し』とは、既存の瓦を一度取り外し、下地を補強した上で再度葺き直す工法です。

瓦自体がまだ使用できる場合には、葺き替えよりも費用を抑えて耐久性を回復できるメリットがあります。

工事の流れ

既存の瓦を取り外し、下地の状態を確認。

下地自体、ボロボロの状態でほとんど穴があいていました。

傷んでいる部分は全て撤去し、新しいベニヤ板を敷き直しました。

防水性を高めるためにルーフィングシート施工。

ルーフィングシートを敷くことで雨水の侵入を防ぐ重要な役割を担います。

瓦を固定するための瓦桟を取り付け、最後に既存瓦を復旧しましたら工事は1日で完了しました。

瓦屋根は耐久性の高い建材ですが、下地材や防水層は紫外線によって経年劣化します。

特に築30年以上経過したお住まいでは、定期的な点検や葺き直し工事、葺き替え工事を検討されることをオススメします！