五泉市にお住まいのお客様より「地震のあと、基礎にひびが入っているのを見つけた」とご相談をいただいたことがきっかけで、現地調査を行ったうえでクラック補修工事を行った事例をご紹介します。

街の屋根やさん新潟店では屋根や外壁工事以外でも住まいに関するご相談を承っております。

現地調査・見積は無料で行っておりますので、街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消！までお問い合わせください！

現地調査を経てご提案した工事内容

お住まいは築18年の木造一戸建て住宅。

建物の外周を確認すると、基礎コンクリート部分に5か所のクラック（ひび割れ）が見つかりました。

どれも幅は小さいものの、放置しておくと劣化が進行する可能性があるため、エポキシ樹脂を使った補修工事をご提案しました。

クラックは放置しないことが大切です

クラックとは、コンクリートにできる細いひび割れのことで、特に地震のあとには注意が必要です。

今回は、基礎の表面に細かい線状のひび割れがいくつか発生しており、構造的な問題が発生する前に対応したほうが良い状態でした。

たとえクラックの幅が小さくても、雨水が染み込んでいくことで、内部の鉄筋がサビてコンクリートが剥がれたり、構造の耐久性が低下する可能性もあります。

早めに補修することで、建物を長持ちさせることができます。

エポキシ樹脂による補修とは？

今回使用した「エポキシ樹脂」は、接着力と耐久性が高い補修用の樹脂で、建物のクラック補修に広く使われています。

ひび割れ部分にこのエポキシ樹脂を奥深くまで注入することで、構造体としての強度を回復することができます。

また、補修後に目立たなく仕上げられるのも特長です。

補修工事の流れ

まず、クラック部分の清掃を行います。砂や汚れが残っていると、補修材がしっかり入り込まず効果が薄れるため、丁寧にブラシなどで汚れを落とします。

次に、専用の器具を使ってエポキシ樹脂をクラックに注入。目に見える表面だけでなく、内部のひびにも行き渡らせるよう、ゆっくりと丁寧に注入していきました。

最後に、補修跡が目立たないように、表面をサンドペーパーで研磨し、既存の基礎と同じようにフラットな状態に仕上げました。

補修後の安心感と美観

補修後は、どこにクラックがあったか分からないほどのきれいな仕上がりになりました。

お客様からは「安心できました。もっと大がかりな工事になるかと思っていましたが、見た目もキレイで満足です」と喜びの声をいただきました。

まとめ：クラック補修は早めの対応が安心です

地震のあとや経年劣化によって発生する基礎のひび割れは、放っておいても自然に直ることはありません。

今回のように、早期に発見し、エポキシ樹脂による補修を行うことで、大掛かりな工事になる前に費用を抑えて対応することが可能です。

「これって直したほうがいいのかな？」と少しでも気になる箇所がありましたら、まずはご相談ください。