今回は新潟市江南区にお住まいの方より、外壁が落下したので見て欲しいとお問い合わせを頂きました。

早速外壁の大きさや材質など確認するために訪問してきました。

外壁落下　現地調査

こちらのお宅は築50年。

車庫の外壁材が剥がれ、シージングボードが露わになっている状態でした。

シージングボードが露わになり雨水に濡れて下部がボロボロになっています。

シージングボード下の外壁下地材も腐食しているので交換が必要な状況ですし、部分的に落下している箇所もありますので、他も落下する可能性があります。

今の状態はかなり危険ですので、早めに修繕をした方が良いですね。

そして建物に添ってあった剥がれ落ちた外壁。

モルタル3ｃｍ厚のものでした。

相当な重量がありますので落下したとなると人的被害がなく本当に良かったです。

外壁材は剥がれる前には張り替えをご検討ください。

10年～20年と年数が経ちますと経年劣化してきますので、早めに修繕されることをオススメします。

車庫外壁張り替え工事　着手

外壁工事を行うにあたって仮設足場を設置します。

その後、既存のシージングボードと腐食している下地材を撤去しました。

新しく木下地材を造作した上でタイベックを貼りました。

タイベックとは、高密度ポリエチレン製の耐水性、撥水性、耐久性などに優れているシートです。

ハードタイプとソフトタイプの2種類があり、ハードタイプは紙のような素材で引き張り強度などがソフトタイプよりも優れています。ソフトタイプは柔らかい布のような素材をしておりますが、ハードタイプよりも引き裂き強度には優れています。

タイベックが貼り終わりましたら、縦張りに板金を張るため横胴縁を施工しました。

下地の準備が出来ましたら、板金を張ります。

今回の板金色はアイボリー。既存の外壁材を類似色を選定しました。

工事に掛かった時間は大体3日間。途中大雪に見舞われてしまったので工期が掛かりました。

外壁材が傷んできますと、雨漏れに繋がる可能性がありますので膨張や剥離などしてきましたら早めに修繕することをオススメします。