新潟県は雨量が多いこともあり、雨漏れ事例が増加しています。

築40～50年に近いお宅が雨漏れしたとお問い合わせを頂いた際に話しを聞くと、1度もメンテナンスを施したことがことがほとんどです。

今まで屋根に関して気にせず雨漏れした途端に慌てるケースが多いと感じます。

そうならないためにも1～5年に1度点検を行い、不具合がないか雨漏れする可能性はないかよく確認することが大事です。

雨漏れ　現地調査

さて、今回は新潟市西区にお住まいの方より、以前から室内の天井にシミがありましたが、今朝そこが剥がれ落ちて雨漏れしているのですぐに対応して頂きたいとお問い合わせがありました。

シミができて天井材が落下した箇所はこちら。

天井材はクリアトーンですね。

天井下地材も濡れていますので、直上のサンルームが怪しいです。

サンルームは以前にすのこを既存の上に桟をかけてその上にプラスチック製のすのこを乗せたとのことでした。

へこみ等なく平らに問題がないように見受けられましたが・・・

上に敷いてあるすのこを確認してみると、掃き出し窓下の外壁は腐食し傷んでいる状態でした。

恐らくここから雨漏れしている可能性が高いです。

すのこの隙間から雨水が抜け、外壁材を傷ませて雨漏れに繋がっていると考えられます。

今回は掃き出し窓下の立上がりを高くし、雨水が吹き込まないようにするため板金の継ぎ足し工事と雨漏れしている天井を上張りする工事内容でをご提案しました。

雨漏れ修繕工事　着工

かなり掃き出し窓下の外壁材が腐食しているのが分かりますね。

雨水が染み混んでいる可能性が高いです。

外壁材を剥がすと、元々敷いてあったステンレス板の立上がりが低いです。

ここが原因だと考えられます。

安価で工事をしたいとお客様のご希望でしたので、板金を継ぎ足し雨水が天井裏に侵入しないよう施しました。

止水を確認した上で天井工事を行います。

天井下地材が腐食している部分は交換し、補強をした上で既存の天井材の上に新規のクリアトーンを上張りしました。

雨漏れ修繕、天井上張り工事で2日間で完工しました。