今年初めに降った大雪の際、屋根上の雪が裏のお宅にまで落雪したことがきっかけで、新潟市南区にて雪止めアングル・スノーメルトフェンス設置工事今回行うことになりました。

現地調査に伺った際、こちらのお宅は北面に1段しかアングルが設置されていない状況で、他の箇所は何も設置されていませんでした。

新潟県は豪雪地帯ですので、四方に雪止めが設置されていないお宅はあまり見かけませんね。毎年雪は降りますし、今年も新潟県は多く降ると言われていますので、今雪止めが設置されていないお宅は設置することをオススメします。

さて、工事の流れについてご説明します。

今回大屋根の軒先部分に雪止めアングルを設置しますので、足場がないと工事を行う上で危険です。

そのため、東西南の3面に足場を掛けました。広さは172.4㎡です。

雪止めアングルを留める金具は羽根付き金具を使用し、大雪が降ったとしても勢いよく落雪しないこととアングルが雪の重みによって折れ曲がらないように補強をしました。雪止めアングルはステンレス製黒塗装で金具は約15個設置しました。

そして東面のみ370㎜幅910㎜のスノーメルトフェンスを８基設置しました。

スノーメルトフェンスとは、鋭い氷柱の防止や屋根上の雪を少しずつ溶かす役割をする雪止め部材です。

今回の工事は足場設置、設置工事、足場撤去工事を含めて約2日間で完工しました。

雪止め設置工事をご検討されている方！まだ間に合いますので、雪が降る前に工事することをオススメします。