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福山市にて瓦のひび割れで雨漏りする釉薬瓦屋根部分リフォーム工事
【工事のきっかけ】
福山市にお住まいのお客様よりご自宅の雨漏り補修についてご相談を頂きました。
「自宅の廊下の天井中央部に1ⅿほどの雨漏り痕があるんです。雨漏りしていると思うので見てほしいです。」とのお話をお伺いしました。
瓦屋根の雨漏り調査を行うと、釉薬瓦屋根は50~60枚ほど何かしらの劣化がみられました。
ひび割れをしている瓦、大きく割れている瓦、コーキング痕のある瓦など様々でしたが、ひび割れや欠けが起きた瓦の隙間から雨水が浸入していると考えられました。
住宅2階の廊下天井だけでなく、何箇所か天井の雨染みを確認したため屋根広範囲に渡って雨漏りしていると思われました。
全体的な屋根葺き替え工事をご検討いただきましたが、一般的な住宅より全体面積が広いこと・今後の人生設計を考慮して雨漏りしている箇所のみ補修を行うこととなりました。
●雨漏りしている面の5ⅿ程度の範囲を部分葺き替え
●その際に撤去した瓦の綺麗な瓦を利用して、その他の箇所の瓦を差し替え
上記の工事を行うこととなりました。
基本情報
福山市にお住まいのお客様よりご自宅の雨漏り補修についてご相談を頂きました。
「自宅の廊下の天井中央部に1ⅿほどの雨漏り痕があるんです。雨漏りしていると思うので見てほしいです。」との内容です。
街の屋根やさん福山店の無料調査・無料見積のお話をしまして、雨漏り調査にお伺いいたしました。
参考記事街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消!
お客様のお住まいは築後50年の2階建て瓦葺き屋根です。
普段はあまり2階に上がることが無いようですが、たまたま2階へあがった際に天井の雨染み痕を発見されたそうです。
お電話でお伺いしていた通り、階段上がってすぐの天井に雨染みが広範囲に広がっていました。
他にも雨染みがあるということで、廊下突き当りや各部屋の状況も見させていただきました。
複数箇所に雨染みがみられ、広範囲に渡って雨漏りしている印象でした。
何が原因で室内への雨漏りに繋がってしまったのかを調べるため、瓦屋根の上に上がらせていただきました。
瓦は釉薬瓦です。
屋根をパッと見ただけでも、かなりの枚数の瓦が割れていることを確認しました。
ひび割れをしている瓦、大きく割れている瓦、コーキング痕のある瓦など様々でしたが、ひび割れや欠けが起きた瓦の隙間から雨水が浸入していると考えられました。
複数枚の瓦が同じような形でひび割れや欠けを起こしているため、瓦を一枚めくってみました。
すると、瓦を固定するための釘鉄部分からひび割れを起こしていることが分かりました。
現在、瓦の固定は主にステンレス釘を使用していますが、その昔は鉄釘を使用していました。
長年使用した鉄釘は錆びると太ってしまいます。
そして、サビて太った鉄釘の圧力と瓦の経年劣化が重なり、ひび割れが発生してしまうのです。
これにより50~60枚の瓦がひび割れや欠けを起こしてしまい、隙間から雨水が流入して雨漏りになってしまったのです。
お客様に写真と共に状況説明を行い、全体的な屋根葺き替え工事の提案をしました。
じっくりとご検討いただいたところ、一般的な住宅より全体面積が広いこと・今後の人生設計を考慮して雨漏りしている箇所のみ補修を行うこととなりました。
【工事内容】
●雨漏りしている面の5ⅿ程度の範囲を部分葺き替え
●その際に撤去した瓦の綺麗な瓦を利用して、その他の箇所の瓦を差し替え
上記の工事を行っていきます。
それでは、瓦屋根の部分リフォーム工事を行っていきます。
大変大きなお家の為、瓦屋根の面積もかなりの広さがありました。
写真赤色部分は葺き替え工事を、丸で示している辺りは瓦差し替え工事を行っていきます。
工事初日は、作業用足場架設から始まりました。
作業効率を向上させるため、軒先と同じ高さにステージを組みました。
梯子をかけたり、材料を仮置きしたり、作業を行ったりするスペースです。
荷揚げ用の電動梯子も設置しています。
参考記事一度の足場で二度おいしい屋根・外壁工事
足場の設置が完了しましたら、まずは古い瓦を撤去していきます。
部分リフォームを行う箇所のみ撤去していきました。
桟木や防水紙も劣化が大変進んでいたため、新しい材料に交換します。
瓦を撤去した後、桟木や防水紙も取り外していきました。
こちらは、瓦を撤去する際に撮った写真です。
鉄釘で留めてある瓦は多数ひび割れが起きていました。
表からは分からない瓦もめくってみると鉄釘のところからヒビが入っていることが分かります。
こちらは撤去した瓦です。
ヒビや割れのない比較的キレイな瓦を選定し、別の箇所の差し替え用に保管しておきます。
こちらは新しく敷設する防水紙です。
桟木や防水紙にはかなりの劣化がみられ野地板にも影響が出始めていましたが、幸いにも傷み具合が広範囲ではなかったため部分的に野地板補強を行いました。
そして、その上に防水紙を設置していきました。
参考記事雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性
そして、防水紙の上に桟木(さんぎ)を設置していきます。
この桟木に瓦をひっかけていきます。
こちらが今回部分リフォームで使用する新しい瓦です。
部分的な葺き替えの為、瓦を葺く箇所にきれいに納めることが出来るようサンダーで瓦をカットしていきました。
新しい瓦を全てカットする作業は大変ですが、大切な工程ですので丁寧に行っていきます。
錆びが生じにくいステンレス釘で新しい瓦を留め付けていきました。
平部の部分葺き替えが完了しました。
次は大棟の復旧作業を行っていきます。
そして熨斗瓦(のしがわら)を積み、その上にまた南蛮漆喰を詰めて冠瓦を被せていきました。
最後にステンレス線で緊結して完了です。
これで大棟の復旧が完了です。
雨漏りしていた平部の部分リフォームと大棟の復旧が完了しました。
最後に、別箇所の瓦の差し替えを行っていきます。
瓦屋根全体の点検を行いながら、割れた瓦の差し替えを行いました。
部分リフォームの際に撤去した瓦を厳選して、再利用できる物を差し替えに使用しました。
差し替える際はこちらもまたステンレス釘で留め付けていきました。
部分リフォーム工事、瓦差し替え工事が完了しました。
今回は全体的な葺き替え工事でなく、部分的な葺き替え工事となっております。
経年した瓦を差し替えに利用したため少し不安は残りますが、お客様の将来の計画やご予算などを考慮しまして出来る限りの補修工事を行わせていただきました。
雨漏りに関しましてはこれで解決しましたので、定期的に点検を行っていけたらと思います。
この度は雨漏り補修工事のご依頼誠にありがとうございました!
【瓦屋根雨漏り補修工事】
工事費用:650,000円/部分リフォーム工事・瓦差し替え工事
施工期間:1週間
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街の屋根やさん福山店では、無料調査・無料見積を行っております。
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