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福山市で瓦屋根の雨漏り修理にセメント瓦差し替えと雨とい勾配調整
福山市 屋根葺き直し
【工事のきっかけ】
福山市にお住まいのお客様よりお電話にて、ご自宅の瓦屋根からの雨漏りに関するご相談をいただきました。
雨漏り調査にお伺いすると、御自宅瓦葺き屋根のセメント瓦に問題が見られました。
全体的にセメント瓦が古くなっていたのですが、ヒビや割れが複数箇所にあり、大きく割れている箇所も多数確認いたしました。
セメント瓦を1枚取り外して裏側を確認すると、雨水が浸入した痕がありました。
瓦の下の防水紙や下地にもかなりの影響をもたらしていると考えられます。
お客さまとの話し合いの結果、
□セメント瓦の部分差し替え補修
□差し替えを行う付近の樋の勾配調整
を行わせて頂く事となりました。
基本情報
- 使用材料:粘土瓦(石州瓦)120枚、和形セメント瓦(お客様ご所有)、構造用針葉樹合板t-12㎜、アスファルトルーフィング 他
福山市にて雨漏り修理でセメント瓦差し替え工事と樋の勾配調整
福山市にお住まいのお客様よりお電話にて、ご自宅の雨漏りに関するご相談をいただきました。
2階部分の瓦屋根から室内へ雨漏りが発生しているようでした。
街の屋根やさん福山店の無料調査・無料見積をご活用いただきまして、まずは雨漏り調査にお伺いに行きました。
参考記事街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消!
二連はしごを使用して瓦屋根の上へとあがりました。
調査対象の屋根はセメント瓦屋根です。
経年劣化によりセメント瓦にはヒビや割れが複数箇所発生していました。
雨漏り調査中、セメント瓦を1枚めくってみました。
すると、瓦の裏側には雨水の浸入痕があり、瓦の裏に水が廻っていることがわかりました。
瓦の裏に水が浸入していることにより、その下の防水紙や下地にも影響していると考えられます。
そしてその後防水紙や下地が劣化していくと、屋内への雨漏りが起きてしまうのです。
いたるところに瓦の割れがありますが、日射や風向きの関係か、切妻屋根の西側に瓦の割れが集中していました。
特に、軒先部分に顕著に瓦の割れがみられました。
室内への雨漏りが見られる周辺のセメント瓦にも大きな割れを確認いたしました。
こちらは下屋の軒先を調査した際の写真です。
下屋のセメント瓦の割れがひどい箇所は、雨水が下時に廻ったことが原因だと思われますが職人が周辺の瓦屋根を歩くと野地板に柔らかい感触が見られるとのことでした。
瓦屋根全体の状態をみた印象としては、セメント瓦の劣化や割れについてはセメント瓦表面の塗膜が経年により失われたり、劣化した塗膜の断裂部から雨水が浸入したことに原因があるのではないかと考えました。
〔下屋の瓦のひび〕
〔下屋の瓦の割れ〕
瓦屋根の雨漏り調査が完了し、お客さまとお話合いを行った結果『瓦の一部差し替え』を行うこととなりました。
下地・防水紙を取り替え、ヒビや割れのひどい箇所の瓦を差し替えます。
また、軒先部分に設置されている雨樋に関しても、工事内容の関係で雨どい勾配調整を行っておきます。
瓦屋根の雨漏り修理を行ないます(セメント瓦→セメント瓦)
それでは、ここからは雨漏り修理工事の様子を紹介していきます。
まずは、職人たちが瓦屋根の上にあがりセメント瓦を撤去していきます。
今回は、お客様の工事希望内容として、屋根葺き替え工事ではなく部分差し替え工事となりますが、部分差し替えとはいえ劣化しているセメント瓦は150枚を超える数となっています。
現在、当時のような和形のセメント瓦をこの枚数集めることが大変困難なため、別の方法をとりました。
比較的問題の少ない東側の屋根のセメント瓦を軒先から三列程度を一時撤去します。
そして、問題の多い西側下屋の軒先に使用することとしました。
(分かりやすく言うと、「移植」のようなイメージです。)
こうすることで、道路に面した西側下屋はセメント瓦で統一されるため、道路側から見られる外観上の違和感を極力緩和できます。
下地まで水が廻った既存セメント瓦を撤去していると、やはり歩行の際に柔らかい感触を感じた部分は防水紙・野地板にまで水が廻り腐食していました。
軒樋が設置されている軒先の鼻隠し下地も腐食していました。
その影響で樋受け金物が下がってしまっていたため、鼻隠し下地も補修工事を行います。
既存の鼻隠し下地を取り外し、新しい下地へと取り替えました。
鼻隠し下地取り替え後、板金を取り付けました。
そして軒樋を再設置し、それと同時に勾配調整もしっかりと行いました。
野地板・防水紙・瓦桟の設置が完了しましたので、東側の屋根から撤去したセメント瓦(割れなどのない)を葺きました。
西側の瓦の差替え工事が完了しました。
東側の屋根の比較的問題のないセメント瓦を選定して、西側の屋根にうつした形です。
次に東側の瓦差し替え工事です。
東側の屋根にはセメント瓦でなく、現在でも纏まった数量を確保できる陶器瓦を部分的に加工して葺いていきます。
陶器瓦はセメント瓦より寸法的に短いため、寸法差を補うため軒先に写真のような板金水切り部材を施工しました。
こうして屋根から樋への雨水の流れ道を作ります。
東側の屋根の瓦差し替え工事も完了です。軒先から3列のみ陶器瓦を葺いています。
あくまでも今回は部分差し替え工事のため、屋根の上から見ると新旧の材料が混在してしまっていますが、下から見上げた際の外観的問題はありません。
これで、雨漏り修理工事が完了となりました。
折を見て屋根葺き替え工事もご検討いただくことをご依頼者様にお話いたしまして、今回は終了となりました。
【雨漏り修理工事】
工事費用:約300,000円
施工期間:1日間
使用材料:構造用針葉樹合板t-12㎜
アスファルトルーフィング
粘土瓦(石州瓦)120枚
和形セメント瓦(お客様ご所有) 他
福山市近郊の瓦屋根修理お気軽にご相談ください!
今回のような差し替え補修から屋根葺き替え工事まで承っております。
「瓦が古くなってきて気になる。」「瓦屋根の雨漏り修理をしてほしい。」などお困りごとがございましたら、街の屋根やさん福山店へなんでもご連絡ください!
お電話やメールにてお問合せお待ちしております。
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