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福山市にてプレハブ倉庫屋根工事で強風で飛散したポリカ波板を鉄板波板へ
福山市 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
福山市の企業様よりメールにて屋根工事についてのお問い合わせをいただきました。
「会社敷地内のプレハブ倉庫の屋根が強風で飛んでしまいました。補修工事を考えていますが、御見積りをだしてもらえませんか。」とのご依頼でした。
屋根材が飛散してしまったプレハブ倉庫はフォークリフトなどの作業車や道具を保管されています。
屋根材飛散による損傷や雨水の浸入で、機材等の劣化や作業効率の低下に繋がってしまいます。
現地調査をさせていただくと、
・ポリカーボネート製波板の飛散
・留め具の座金(ワッシャー)がなくなっている
・垂木の腐食
・屋根材がロープで固定されている
ことが分かりました。
お客様に工事内容の提案をさせていただき、ご要望など合わせまして御見積書を提出いたしました。
後日、お客様より屋根工事のご依頼をいただきましたので、ポリカーボネート製波板だった屋根を鉄板波板に交換する屋根工事を行なわせていただくこととなりました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(金属)
- 施工期間:4日間 ※足場組立・足場解体込み
- 使用材料:鉄板波板、波板用ビス、L字アングル、垂木、ガルバリウム鋼鈑
福山市の企業様よりメールにて屋根工事についてのお問い合わせをいただきました。
「会社敷地内のプレハブ倉庫の屋根が強風で飛んでしまいました。補修工事を考えていますが、御見積りをだしてもらえませんか。」とのご依頼でした。
屋根材が飛散してしまったプレハブ倉庫はフォークリフトなどの作業車や道具を保管されています。
屋根材飛散による損傷や雨水の浸入で、機材等の劣化や作業効率の低下に繋がってしまいます
。
今回はメールにて現状のお写真をいただいた後、現地調査をさせていただきました。
参考記事街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消!
こちらは現地調査の様子です。
会社敷地内にありますプレハブ倉庫は、角パイプで軸組され、屋根材はポリカーボネート製波板を使用されていました。
写真を見て分かる通り、屋根材の大部分が飛散しています。
高い位置に屋根がありますので、梯子で屋根付近まであがって屋根材が飛ばされた原因を見ていきました。
こちらがプレハブ倉庫の屋根を上から見たときの様子です。
屋根材を留めるための使用されている部品の『ワッシャー(座金)※』はほとんど無くなっていました。
経年劣化で古くなり、雨風の影響で段々と朽ちていったと思われます。
ワッシャーがない状態で風を受けると、どうしても波板が動きやすくなってしまいます。
そして、垂木の腐食が何箇所か見られました。
本来は最低でも一寸の勾配は必要な屋根の勾配が、約4%で一寸もないため、勾配が緩く波板の重ねしろから雨水が逆流していたのではないかと考えられます。
それが垂木の腐食に繋がったと思われます。
垂木の腐食や留め具・ワッシャーの劣化により、強風時の屋根材飛散に繋がったと考えられるでしょう。
※ワッシャーとは、ねじを締めるときにねじと被締結物の間に挟む金属板のことで、一般的にはゆるみ止めの用途で使用されることがあります。
プレハブ倉庫の屋根調査を細かく行い、調査結果を御担当者様にお伝えいたしました。
【屋根調査の結果】
▲ポリカーボネート製波板の大部分が飛散している
▲くぎのゆるみ止めであるワッシャー(座金)がほとんどなくなっている
▲垂木が腐食している
▲屋根材がロープで固定されている
【屋根工事の提案内容】
□足場の設置
□腐食している垂木を交換(そぎ継)※
□角パイプの補強
□ポリカーボネート製波板を鉄板波板に全て交換
□屋根材の継ぎ目は幅方向のみにし、流れ方向は継ぎ目なしで施工
□垂木と屋根材の留め具はビスを使用
※そぎ継…両方の材料を斜めに切断したうえで、接着剤や釘等を使用して突合せでつなぐこと
お客さまと入念に打ち合わせを行い、上記の屋根工事をおこなっていくこととなりました。
足場組立から完工まで一気に紹介させていただきます。
足場の組み立てが完了しましたので、まずは垂木(たるき)を並べていきます。
垂木とは、屋根の傾斜に沿って上から下へと流れている構造材です。
勾配のある屋根であればどんな屋根であっても必ず取り付けられており、屋根面の荷重を支える役割があります。
道路側のケラバは、トラックが通る際支障がないように短くしました。
建物全体の横幅もあり、垂木を継ぐ必要があったため、そぎ継※で施工しました。
※そぎ継とは、両方の材料を斜めに切断したうえで、接着剤や釘等を使って突き合わせて繋ぐこと
そして次は、既存角パイプの強度が気になる箇所の補強作業を行いました。
L字アングル金物を使用して、溶接補強していきました。
こういった細かな補修もとても大切な工程です。
垂木の施工と角パイプの補強工事が終わりましたので、いよいよ屋根材の施工にうつってまいります。
今回使用する屋根材は『鉄板波板』です。
元々、ポリカーボネート製波板を使用されていましたが、様々な案を出した結果、鉄板波板を採用させていただきました。
鉄板波板を採用した理由は、①屋根材の耐久性が良いため、②鉄板波板だと1枚板で施工可能なためです。
今回のような現場では、ポリカ波板の屋根材では何枚か継ぐ必要があります。
ポリカ波板を継いで施工するとなると、屋根材の劣化とともに雨水の浸入→垂木の腐食へと繋がってしまいます。
そのため、今回の現場では、雨水を浸入させないために一枚板で施工可能な『鉄板波板』を提案させていただきました。
クレーン車を用いて吊り上げ、鉄板波板を工事箇所まで送っていきます。
鉄板波板をクレーン車で持ち上げて仮並べをしていきます。
そして、鉄板波板を仮留めしていきました。
全て並べ終えたら、鉄板波板の本締めを行っていきます。
こちらは、屋根材を固定するための留め具です。
木下地用の『波板用ビス』を使用して、屋根材をしっかりと固定していきます。
鉄板波板の本締めをしている作業の様子です。
ベテランの職人たちが手際よく屋根材を留めていきました。
鉄板波板を波板用ビスで固定する作業がおわりましたら、次はケラバ包みを取り付けていきました。
あらかじめ工場で加工したものを現場へと搬送し、現場での加工を最小限で行いました。
参考動画屋根のケラバってどこ?雨漏り原因と対策
こちらは水上の棟包の施工の作業風景です。
こちらもケラバ包同様、あらかじめ工場で加工したものを持ってきております。
日が暮れないうちに手際よくかつ丁寧に作業を行っていきました。
屋根材の留め具(波板用ビス)のしめ忘れ等ないか、しっかりと全体の施工確認を行い屋根工事が終了しました。
翌日足場の解体を行いましたら今回の現場は完了となります。
職人の細かく丁寧、かつ手際のよい施工でスムーズに工事が進みました。
工事期間は、足場組立1日・屋根施工2日・足場撤去1日と設けまして、滞りなく完了いたしました。
【屋根工事】
工事金額:665,000円(税込)※足場代込み
施工期間:4日間
※足場組立・解体込み
街の屋根やさん福山店では、福山市での屋根工事はもちろん、尾道市や府中市、神石高原町など幅広い地域にてご依頼を承っております。
屋根の不具合を放置してしまうと、室内への雨厭離や近隣への屋根材の飛散に繋がってしまう可能性もあります。
もしお困りごとがございましたら、ぜひ御相談だけでもお電話やメールにてお問い合わせください。
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