現場調査

沼津市沿岸部の住宅地にあるスレート屋根のお宅です。
海の近くという事で塩害で錆びてしまった箇所もありました。

今回は、屋根、外壁塗装でメンテナンスをしていきます。

海沿いの地域は内陸部よりも建物の塗装の耐久年数が短く、通常より2～3年ほど寿命が早まってしまいます。
そのため、こまめな塗り替えが必要となります。
この時に耐塩性や耐候性のある塗料を使用することで塩害への対策ができます。

屋根塗装

まず足場を設置します。
足場を組み立てたら、足場のまわりに飛散防止ネットを設置して、塗料や水しぶきが飛び散るのを防ぎます。

塗料の密着度を高めるために入念に高圧洗浄を行います。
塗装をする際には外壁に汚れやカビなどが付着していることが多いため、しっかりと洗浄して汚れやカビなどを除去する必要があります。

下塗り

屋根材や釘の浮きなどが無いか確認後に浸透シーラーを使い下塗りを行っていきます。

中塗り・上塗り

中塗り、上塗りにはバイオマスR-Sを使い、ローラーで塗っていきます。

下塗りと中塗りを丁寧に行なった上で、美しさや耐久性を確保するために厚みを持たせて仕上げていきます。

上塗りは、中塗りと同じ塗料を使用していきます。

軒裏・破風　塗装

樋、軒天、庇の塗装を行いました。

破風板も雨風、紫外線などの影響を受けている部分ですので屋根同様に劣化していきます。
蜘蛛の巣や埃も除去しきれいにしてからの塗装となります。

屋根塗装 完了

劣化と塩害で錆びていた板金も蘇りました。

屋根の状態を自分自身で確かめることは難しいです。
屋根を保護する、長持ちさせる為にも築年数から何年経ったか、前回の塗り替えから何年経ったかを把握し、定期的に屋根の状態を確かめると安心です。

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