尾張旭市の皆さま、いつも「街の屋根屋さん春日井店」のブログをご覧いただきありがとうございます！

今回は、事務所のオーナー様より、ストレート屋根材（コロニアル）のリフォームをご依頼いただいた事例をご紹介します。

屋根に使われていたコロニアルは、一般的に10年ごとの塗装メンテナンスが推奨されていますが、設置から30年以上が経過している場合、屋根の状態によっては「カバー工法」や「葺き替え」による本格的な屋根リフォームが必要になります。

特に、2004年（平成16年）以前に製造されたコロニアル材にはアスベストが含まれているケースがあり、撤去や処分にかかる費用・安全性の面からも、現在ではカバー工法が最もスタンダードな工事方法とされています。

【カバー工法とは？】

既存の屋根を撤去せず、その上から軽量な金属屋根材を重ねて施工する方法です。

【カバー工法のメリット】

• ✅ 工事費用を抑えられる

• ✅ 屋根が二重構造になるため、断熱性・防音性・防水性がアップ

• ✅ 葺き替えに比べて工期が短い

• ✅ アスベストの撤去が不要なため、安全かつ廃材費用も最小限に

尾張旭市でコロニアル屋根の劣化やメンテナンスにお悩みの方は、カバー工法による屋根リフォームをぜひご検討ください。春日井市を拠点にした当店が、現地調査から丁寧に対応いたします！

塗膜の剥げたスレート屋根材「コロニアル」

ロニアル（スレート屋根材）の色あせや塗膜の剥がれ、そして苔やカビの発生が確認されました。こうした症状は、屋根材の防水性が低下しているサインです。

また、屋根の端にあたるケラバ部分では塗装が剥がれ、錆が出ている箇所も見受けられました。さらに、ヒビ割れや欠けといった物理的な損傷も確認されており、このまま放置すると雨漏りや屋根材の落下につながる恐れがあります。

こうした劣化が進んだ状態では、再塗装だけでは対応が難しく、カバー工法による屋根リフォームが有効です。

ケラバ・破風板の劣化状況！

ストレート屋根材（コロニアル）を使った屋根の点検を行ったところ、ケラバ部分に錆が発生し、破風板（はふいた）との間に隙間が生じていました。

この隙間から雨風が侵入し、内部の野地板（のじいた）といった下地材が腐食している状態でした。また、ケラバと破風板の隙間は広範囲にわたって発生しており、屋根全体の耐久性が心配される状況です。

コロニアルのカバー工法完工状況

コロニアル屋根のケラバ部分に一部損傷が見つかりました。そのため、今回は野地板（のじいた）の重ね張りを含む「カバー工法」で屋根リフォームを行いました。

このカバー工法は、既存のストレート屋根材（コロニアル）を撤去せずに、上から新しい野地板と下葺き材（ルーフィング）を敷き、防水性を高めたうえでガルバリウム鋼板の屋根材を施工する方法です。

仕上がり後は、ケラバと破風板（はふいた）との隙間もしっかり塞がれ、見た目も美しく、安心してお住まいいただける状態になりました。

スレート屋根材「コロニアル」の屋根リフォームまとめ

尾張旭市にお住まいで、ストレート屋根材（コロニアル）の劣化が気になる方はいらっしゃいませんか？

コロニアル屋根は、メーカーによるとおおよそ30年が耐用年数とされており、10年に一度は補修や塗装などの定期的なメンテナンスが必要です。そして築30年ほど経っているお宅では、ガルバリウム鋼板屋根へのカバー工法や葺き替えリフォームが推奨されています。

また、2004年（平成16年）以前に施工された古いコロニアル材にはアスベストが含まれている場合があり、撤去や処分に高額な費用がかかるため、近年では葺き替えよりも「カバー工法」によるリフォームが主流になっています。

カバー工法には、状況に応じて次の2種類があります：

• ✅ 直接下葺き材張りカバー工法（既存屋根の上に防水シートと屋根材を施工）

• ✅ 野地板重ね張りカバー工法（既存屋根の上に野地板を施工し、その上に防水・屋根材を施工）

ただし、野地板の腐食や雨漏りが広範囲に進んでいる場合には、カバー工法が適用できないこともあります。そのため、早めの点検・早めの対応がとても重要です。

「街の屋根屋さん春日井店」では、1級かわらぶき技能士、1級建築板金技能士、1級塗装技能士など資格を持った経験豊富な職人が在籍していますので、安心してご相談いただけます。

無料点検・無料見積りを実施しておりますので、尾張旭市や春日井市で屋根リフォームをご検討中の方は、まずはお気軽に無料屋根診断をお試しください！
お客様のご都合やご予算に合わせて、最適なご提案をさせていただきます。