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神戸市西区 アパート共用階段の手すり腐食を部分補修+溶接補強|交換せず安全回復した施工事例
【工事のきっかけ】
今回は、神戸市西区にアパートを所有されている西宮市のオーナー様より、共用階段の鉄製手すり修繕についてご相談をいただきました。
オーナー様ご本人は西宮市にお住まいで、日頃から現地を頻繁に確認することが難しく、
「離れているので劣化状況が把握しづらい」
「入居者様が怪我をする前に対応したい」
「でもどの業者に頼めばいいのか分からない」
といったお悩みを抱えておられました。
そんな中、当店のホームページに掲載していた鉄部腐食補修の施工事例をご覧いただき、
「同じような状態の修繕実績があったので安心できた」
とのことで、お問い合わせくださいました。
遠方管理の物件では、写真付き施工事例が業者選びの大きな判断材料になります。
今回もその事例がきっかけとなり、ご縁をいただくことができました。
基本情報

早速現地へお伺いし、鉄製手すりの状態を詳しく確認しました。
一見すると、表面にサビが出ている程度にも見えましたが、実際にはそれほど単純な状態ではありませんでした。触診や固定部分の確認を進めていくと、手すりを支えている根元の内部が雨水の影響で深く腐食しており、本来あるべき強度がほとんど失われていることが判明しました。
鉄部は表面のサビだけでなく、塗膜のわずかな割れや接合部の隙間から水分が侵入すると、内部からゆっくりと腐食が進行していきます。今回もまさにその典型例で、長年にわたって少しずつ入り込んだ雨水が内部の鉄を劣化させ、気付いた時には固定部分の金属が痩せ細り、支えとしての役割を果たせない状態になっていました。
実際に手すりを確認すると、根元部分の金属が崩れかけており、手すり全体がわずかに浮き上がるような不安定な状態でした。このまま使用を続ければ、負荷がかかった際に突然破損する可能性も否定できません。
共用階段は入居者様が毎日必ず利用する場所であり、荷物を持って上り下りする場面や、雨の日に足元が滑りやすくなる場面もあります。そんな時、咄嗟に手すりへ体重を預けた瞬間に固定部が外れてしまえば、転倒事故や階段からの落下といった重大な人身事故につながる恐れがあります。
今回オーナー様が「このままでは危ない気がする」と感じておられたご不安は、決して心配しすぎではなく、実際に早急な対応が必要なレベルの劣化状況でした。安全面を最優先に考えても、できるだけ早い補修が望ましい状態であることを現地調査の段階でご説明させていただきました。
◆ご提案内容|全交換ではなく「部分補修+溶接補強」
◆ご要望とご提案内容|安全確保とコスト削減を両立する補修方法
今回オーナー様からは、共用階段の手すり補修について
- 入居者様が安心して使用できるよう安全性をしっかり確保したい
- ただし大規模工事は避け、できるだけ費用は抑えたい
という、管理物件ならではの現実的で切実なご要望をいただきました。
実際に現地調査を行ったところ、手すりの根元部分には確かに深い腐食が見られ、 固定強度は低下していました。 このレベルまで劣化が進行している場合、一般的には安全面を優先して 手すり全体の交換工事を提案されるケースも少なくありません。
しかし今回の詳細調査では、
- 手すり本体の大部分は健全な状態を維持している
- 腐食は根元付近の限定的な範囲に集中している
- 構造的に補強対応が可能な状態である
ということが確認できました。
そこで今回は、不要な全面交換は行わず、
腐食部のみを切断撤去し、新規鋼材を溶接により接合して強度を復元する補修工法
をご提案いたしました。
この補修方法を採用することで、
- 構造強度をしっかり回復させ安全性を確保できる
- 既存部材を活かすため工事費用を大幅に抑えられる
- 施工範囲が限定されるため工期も短縮できる
- 入居者様への影響も最小限に抑えられる
といった多くのメリットがあります。
補修方法・工程・安全性・耐久性について丁寧にご説明したところ、 オーナー様にも内容をご理解いただき、 「それなら安心してお願いできます」とのお言葉をいただき、正式に施工開始となりました。
まず最初に行うのは、強度を失った腐食部分の撤去作業です。
鉄部補修では、単に上から補強するだけでは十分ではありません。最も重要なのは、劣化してしまった金属を確実に取り除くことです。表面のサビだけでなく内部まで腐食が進行していることも多いため、見た目だけで判断せず、打診や工具で状態を確認しながら慎重に作業を進めていきます。

今回も手すりの根元部分には、長年の雨水侵入によって深い腐食が見られ、固定強度が大きく低下していました。そのため中途半端な補修は行わず、健全な鉄部が現れる位置まで丁寧に切断・撤去し、再腐食の原因をしっかり取り除きました。
もし腐食部分を少しでも残してしまうと、そこから再びサビが広がり、数年後に同じトラブルが再発する恐れがあります。だからこそ、この下地処理の工程を特に重視して時間をかけて施工しています。
腐食部の除去が完了した後は、欠損した部分の寸法を正確に測定し、新しい鋼材を現場で加工して設置します。既存の手すり形状に合わせて組み込み、そのうえで熟練の職人が溶接による強固な接合を行いました。
この溶接は単なる固定ではなく、既存部材と新設鋼材を溶かし合わせ、構造的に一体化させる補強方法です。簡易的な固定補修とは違い、手すり本来の強度を根本から復元できるため、荷重に対する耐久性も大きく向上します。
施工後は接合部の確認も入念に行い、ぐらつきや変形がないかを最終チェック。その結果、以前の不安定な状態は完全に解消され、体重をかけても問題ない安全な状態へとしっかり再生することができました。表面だけを直すのではなく、構造部分から根本的に復旧することで、長期間安心して使用できる手すりへと仕上げています。
補強作業が完了した後は、手すりを長期間安心して使用できるようにするため、耐久性を高める塗装工程へと進みます。鉄部は補強して終わりではなく、しっかり防錆処理を行わなければ再びサビが発生してしまいます。そのため、塗装前の下地処理を特に重要な工程として丁寧に行います。
まず最初に実施するのが、ケレン作業(下地調整)です。
この工程では、
・古く劣化した旧塗膜
・浮き上がっているサビ
・溶接時に発生した焼け跡や酸化部分
を専用工具でしっかり除去していきます。
こうした不純物を残したまま塗装してしまうと、塗料が密着せず短期間で剥がれてしまうため、表面を整えながら細かな凹凸をつけ、塗料がしっかり食いつく下地状態を作り上げました。
下地が整った後は、耐久性を確保するための3工程塗装を行います。
① 防錆プライマー(下塗り)塗布
鉄部専用の防錆塗料を使用し、水分や空気の侵入を防ぐ基礎層を形成します。
② 中塗り施工
塗膜の厚みを確保し、仕上がりの耐久性を高める重要な工程です。
③ 上塗り仕上げ
最終仕上げとして均一な塗膜を形成し、美観と保護性能を完成させます。
特に今回は、溶接接合部・角部・継ぎ目などサビが再発しやすい箇所については、塗り残しが出ないよう重点的に塗装を重ね、細部まで丁寧に仕上げています。
これらの工程を確実に行うことで、
美しい外観の回復
サビの再発防止
長期間耐えられる耐久性
を同時に実現した仕上がりとなりました。
見た目だけでなく、将来のメンテナンス負担まで考えた施工を行っています。
すべての施工工程が無事完了し、共用階段の手すりは補修跡がほとんど分からないほど自然で綺麗な仕上がりとなりました。
施工前は、根元部分の腐食が進行し、強度低下による安全面の不安が大きい状態でしたが、今回の補強工事により、構造部分からしっかり強度を回復。現在は手すりに体重をかけてもぐらつくことはなく、入居者様が安心して使用できる安全な状態へと復旧しています。
見た目の美しさだけでなく、内部構造から確実に補修を行っているため、今後も長期間にわたり安心してお使いいただける仕上がりとなりました。
完工後、オーナー様へ施工写真とともに完了報告をさせていただいたところ、
「想像以上に綺麗になって本当に安心しました」
との嬉しいお言葉を頂戴しました。
今回のように、遠方にお住まいで管理物件をお持ちのオーナー様の場合、現地に頻繁に足を運ぶことが難しく、工事中の状況が分からないことに不安を感じられる方も少なくありません。
当店では、施工前・施工中・施工後それぞれの段階で写真を撮影し、進捗状況を分かりやすくご報告しています。現地に立ち会えない場合でも、工事の内容や仕上がりをしっかり確認できる体制を整えておりますので、遠方からでも安心してお任せいただけます。
今後も、入居者様の安全と建物の資産価値を守る施工を心掛けてまいります。
◆神戸市でアパート・マンション鉄部修繕ならお任せください

・手すりが少しグラついている気がする
・階段や鉄部のサビが以前より目立ってきた
・共用部分の安全性が気になっている
このような症状が見られる場合は、できるだけ早めの点検をおすすめします。
鉄部の腐食は表面のサビだけに見えても、実際には内部から劣化が進行していることが多く、気付かないうちに強度が大きく低下しているケースも少なくありません。放置してしまうと腐食範囲が広がり、部分補修では対応できず、最終的に手すりや階段そのものの交換工事が必要になる可能性もあります。
しかし早い段階で補修を行えば、腐食部分だけの対応で済むことも多く、結果として工事費用を最小限に抑えることができるだけでなく、安全面の不安も早期に解消できます。
神戸市および周辺地域で、アパート・マンションの共用部修繕や鉄部補修をご検討中のオーナー様は、まずは現在の状態確認だけでも構いません。「まだ工事するか決めていない」「概算だけ知りたい」という段階でも大歓迎です。大切な建物と入居者様の安心を守るためにも、気になる症状がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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