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神戸市灘区 屋根カバー工法!古い屋根が復活する屋根カバーとは?
神戸市灘区 その他の工事 その他の工事 鉄部塗装工事、波板交換工事
【工事のきっかけ】
「アスファルトシングルの屋根が古くなったのでリフォームしたい
」
先日、神戸市灘区にお住まいの方からこのようなご相談をいただきました。
アスファルトシングル屋根の表面が全体的に剥がれてきており、コケも繁殖していて防水力も極端に落ちている状態でした。
そこで、古くなった既存の屋根はそのまま残し、軽くて耐久性の高い「立平」というガルバリウム鋼板でカバーをする『屋根カバー工事』という工法を用いて、シックな外観で防水力バツグンの屋根へとリフォームさせていただきました(^^)/
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基本情報
- 施工内容:その他の工事 その他の工事 鉄部塗装工事、波板交換工事
- 施工期間:2日
- 築年数:37年
屋根カバー工事(工法)とは、既存の屋根の上から新しい屋根を覆うようにかぶせて造っていく屋根工事です。
屋根カバー工事は、屋根の葺き替え(ふきかえ)工事とは内容が異なり、既存の屋根を撤去する必要がありません。
そのため、廃材の撤去費用がかからず、また工事期間も短く済むため非常に人気の屋根工事です。
「重ね葺き(かさねぶき)」「増し葺き(ましぶき)」などともよばれています。
今回のような古くなったアスファルトシングルやスレート屋根のリフォームとしてもっとも一般的なのが屋根カバー工事です。
屋根カバー工事は、既存の屋根の上に防水シート(ルーフィング)を張り、その上から新しい屋根材を覆いかぶせるように設置していきます。
屋根カバー工事は、既存の屋根を撤去する必要が無いため、撤去にかかる期間・人件費・廃材処分費などが殆どかからず、比較的安く工事を行うことが可能です。
※特に、既存の屋根が2004年以前に設置されたスレート屋根(カラーベスト・コロニアル)の場合、アスベストを含んでいる可能性が高く、屋根材の処分費用が高額になることがあります。
また、既存の屋根材を撤去してから新しい屋根材を設置する「葺き替え工事」の場合、古い屋根材を撤去する際に騒音やホコリが発生してご近所トラブルになるケースもあります。
屋根カバー工事の場合は、既存の屋根材の撤去が不要なためご近所にあまり迷惑をかけずに済ませることができるでしょう。
屋根カバー工事に使用する主な屋根材は、軽量で耐震性の高い金属屋根が一般的です。
特に、非常に軽量で錆びにくく耐久性の高いガルバリウム鋼板が屋根カバー工事にもっとも多く使用されています。
さらに、既存の屋根の上から重ねるように新しい屋根材を設置する屋根カバー工事は、屋根が二重構造となるため、断熱性・遮熱性・遮音性・防水性を向上させることもできます。
屋根カバー工事のメリット
・工事費用を抑えることが可能
・工事期間が短く済む
・工事中の騒音やホコリ飛散などのトラブルが少ない
・断熱性・遮熱性・遮音性・防水性が高まる
屋根カバー工事は、既存の屋根の上に重ねるように新しい屋根材を張っていくため、瓦屋根のように凹凸がある屋根には基本的に行うことができません。
今回、神戸市灘区で行った屋根カバー工事は、既存の屋根材がアスファルトシングル(シート状の屋根材)であり表面が平らだったため屋根カバー工事を行うことができました。
また、アスファルトシングルやスレート材を使用した屋根であっても、屋根内部が傷んでいる場合は表面を覆う屋根カバー工事だけでは十分とはいえません。
このような場合、屋根内部の補修が必要となります。
屋根カバー工事のデメリット
・瓦屋根にはほぼ行うことができない
・屋根内部が傷んでいる場合は屋根内部の補修が必要
神戸市灘区×屋根カバー工事 ①既存の屋根の状態を確認
既存の屋根はアスファルトシングルという屋根材を使用されていました。
上写真のように、かなり劣化しており剥がれが目立ちます。
この屋根材はこのまま使用し、ここから屋根カバー工事を行います!
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一般的に屋根カバー工事は、既存の屋根の上から防水シート(ルーフィング)を張っていきます。
しかし、今回は既存の屋根下地材(野地板・のじいた)が傷んでいる状態でした。
そのため、既存の屋根の上に構造用合板を張り、新しい下地を張ってから屋根を造っていきます。(野地板増し張り屋根カバー工事)
胴縁(どうぶち)を入れずに直貼りしていきます。
屋根の先端部分である軒先から外壁際まで、またケラバの際まで屋根下地である合板を張っていきます。
今回のように既存屋根の傷みが激しい場合、雨水を含んでいたり、保持力が低下しているため、既存屋根の上から防水シートを張ってもしっかりと密着しません。
新しい合板を設置することで、このあとに張る防水シートをしっかりと密着させることができます。
合板はビス留めして固定していきます。
ケラバとは、切妻(きりづま)屋根や片流れ屋根において、斜めになっている屋根断面側の外壁から飛び出している部分のことです。
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防水シートとして改質アスファルトルーフィングを軒先から壁際に張っていきます。
今回使用する防水シートはロールになっており、幅は900㎜のものです。
外壁際には水切りを入れ、雨押え(あまおさえ)の板金で雨仕舞(あまじまい)するため、防水シートは少し余分目に壁にかからせます。
軒先から防水シートを張ります。
防水シートの幅は900㎜ですが、被りは100㎜以上重ねます。
メーカー指定のラインが記されています。
防水シートとは、雨の浸入を防ぐために屋根や外壁、屋内の水廻り床面などに設置される建築素材です。
「ルーフィング」「透湿防水(とうしつぼうすい)シート」「防水紙(ぼうすいし)」「屋根下葺き材(やねしたぶきざい)」ともよばれます。
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軒先やケラバには水切り(みずきり)専用の板金を取りけます。
屋根の角部である出隅は切り込みを入れ、上写真のように被せて設置していきます。
この状態が「水切り」になります。
水切り板金は葺き替えやカバー工事以外の新築でも必ず使用される建築材料です。
水切り板金の設置が完了いたしました(^^)/
ビスを打ち、しっかりと固定されています。
水切り(みずきり)とは、外壁や屋根などを流れ落ちる雨水が建物内部に浸入することを防ぐために施される部位のことをいいます。
板金・漆喰・モルタルなどを用いて雨水がスムーズに流れるように施工されます。
この水切りを目的として設置される板金のことを「水切り板金(みずきりばんきん)」とよびます。
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神戸市灘区×屋根カバー工事 ⑤立平(たてひら)を葺く
ここから、新しい屋根材である立平(たてひら)を葺いていきます。
立平の素材は主にガルバリウム鋼板です。
ガルバリウム鋼板は、錆びにくい・耐久性が高い・軽量というメリットをもちます。
立平(たてひら)は、軒先から外壁側・棟(屋根頂上)までが一枚になっており、スレート屋根(カラーベスト・コロニアル)のように何枚も何枚も重ねて葺いていきません。
そのため、立平葺きは工事期間を短く済ませることが可能です。(今回は二日間でした)
上写真は立平を外壁側(壁際)にあたる部位に設置するため、折り曲げて加工しているところです。
立平の片側をビスで留め、山と山が重なり押し込むとしっかりとはまってくれます。
山になった部分がしっかりと重なり、一度はまると抜けることはありません。
軒先は板金を谷折りして曲げていきます。
立平葺き(たてひらぶき)は上写真のよう一見、昔のトタン屋根に似ています。
しかし、立平葺きは瓦棒屋根のように棟から軒先にかけての木材(心木・しんぎ)を使用しません。
木材が使用されていないので、腐食の心配がなくなります。
このように、金属だけの立平葺きでの屋根カバー工事はメンテナンス性にも非常に優れています。
立平葺き(たてひらぶき)とは、立平(金属の板)だけで作られた屋根のことです。
立平は屋根面の高い部位から低い部位までが一枚のガルバリウム鋼板の屋根材です。
立平葺きはシンプルな屋根ですが、割れにもサビにも強く比較的安価で施工することができます。
また、立平葺きは工時期間も短く屋根カバー工事にもオススメです。
壁際は雨押え板金で収めて屋根カバー工事完了です!
今回は凹凸のある屋根の仕上がりとなりましたが、庇(ひさし)や玄関上などに屋根カバー工事を行う場合、フラットに仕上げることも可能です(*^^*)
こちらのお宅では今回ご紹介した屋根カバー工事以外にも、テラス屋根の波板交換・バルコニーの鉄部塗装・部分的な解体工事などもさせていただきました。
神戸市灘区で屋根カバー工事なら街の屋根やさん神戸店へ
屋根カバー工事による屋根リフォームをお考えでしたら、私どもに是非おまかせください。
「うちの屋根は屋根カバー工事できるのかな?」
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街の屋根やさん神戸店では、いつでも無料で点検調査・お見積りまでさせていただいております。
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