ホーム > 三田市 瓦差し替えと漆喰の下地補修で瓦屋根を復旧させました

三田市 瓦差し替えと漆喰の下地補修で瓦屋根を復旧させました
三田市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
今回瓦屋根を補修させていただいたお住まいは、線路に隣接していました。
工事をすることになったきっかけは、『線路工事中にこのお住まいの瓦屋根に接触してしまい、瓦を一部破損させてしまった』と工事していた会社様からお問い合わせをいただいたことでした。
関連ページ
「街の屋根やさんの新型コロナウイルス対策について」はこちら
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:1日
- 築年数:30年程

お問い合わせをいただいてから三田市の現場に向かい、無料屋根調査を開始です。
上写真のように、瓦が2枚が割れていました。
そして、この瓦が割れた場所がちょうど屋根で谷状になっており、雨の日にはちょうど水が流れ込んでくる場所なのです。この現状から、早急に補修しておくべきと判断しました。

まずは割れた部分の列(谷状になっている部分)の瓦を1枚ずつ剥がしていきます。
割れた2枚は新しいものと差し替えますが、他の剥がした瓦はまた下地調整後に再利用出来ます!

瓦を剥がすと、上写真にように土のようなものが顔を出します。
これは「葺き土
」とよばれる粘土質の土で、「土葺き工法
」「湿式工法
」とよばれる工法ではこの土の粘着力で瓦を固定します。
この葺き土は既に劣化して乾いた土のようなボロボロの状態になってきているため、土を崩しながら取り除き、チリトリなどを使用して清掃していきます!
関連ページ
「瓦屋根の工法についてくわしく」はこちら

葺き土を撤去し清掃が完了したら、新しい下地づくりです。
葺き
土は年数が経つとボロボロに崩れやすいため、現在ではほとんど使用しません。
代わりに、なんばん漆喰という
通常の漆喰よりも防水性が高く瓦の固定力に優れた漆喰で瓦を留めていきます。
水と混ぜて撹拌(かくはん)するようにして練ります
。
関連ページ
「漆喰についてくわしく」はこちら

粘りのあるなんばん漆喰を詰めていきます。

谷状になっている部分に土手を作るようにしてなんばん漆喰を詰めます。

屋根の形状によっては、このように本来の瓦の形をカット
加工しておさめます。
こちらの谷状の部分も、写真のように軒に向かって
徐々に細くなっていくような
形状の瓦でおさめてありました。
通常の瓦よりズレやすいため、ここの瓦は銅線を用いながら
固定していきます。

瓦と繋がっている銅線を屋根の下地の板に
打ち込んで完全に固定します。

両サイドの既存の瓦とのバランスを見ながらズレ・歪みなどが出ないように瓦を設置していきます。

今回補修した瓦の列の隣には、「谷板金
」とよばれる雨水の流れ道となる
金属の板があります。
板金と瓦という異なる素材が接する部分にはどうしても隙間が出来るため、ここを埋めるようして漆喰を詰めます。
このように隙間を埋める漆喰を面戸(めんど)漆喰とよびます。

面戸漆喰を詰め終わりました!

屋根表面の清掃をおこない、今回ご依頼いただきました瓦修理は完了です!

今回ご依頼いただいた屋根面とは別の部分で、瓦が欠けている部分がありました。

欠けた瓦を剥がし、
新しい瓦
に差し替えました!

こちらののし瓦(
長方形の瓦)も一部剥がれて脱落していました。

なんばん漆喰を詰め、
脱落していたのし瓦を固定します。

脱落していたのし瓦の復旧も完了しました!
今回は瓦屋根の部分補修でしたので、1日ですべての作業工程が完了しました。
瓦屋根は、今回のような瓦差し替えや漆喰の補修をおこなうことによって長年にわたってお住まいを雨風から守ってくれる頑丈さを保つことができます。
欠けて剥がれた瓦をそのままにして放置すると、そこから雨水が浸入して屋根下地全体を濡らし劣化させることになります。
瓦1枚の補修やちょっとした漆喰のメンテナンスで雨漏りトラブルを防ぎ、お住まい全体を守ることになりますので、普段から早め早めに軽微なメンテナンスをしておくことが、費用をかけずに屋根を丈夫に保つコツです!
三田市で瓦割れやズレ・補修のご相談なら「街の屋根やさん神戸店」へ
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail info@maxreform.jp
株式会社マックスリフォーム
〒657-0836
兵庫県神戸市灘区城内通4-2-31栄ビル南棟211
兵庫県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail yane@nishinomiya-onishi.com
株式会社大西瓦
〒663-8221
兵庫県西宮市今津大東町7−20 緑ハイツ202号
電話 0120-989-742
E-Mail 808@ya-ne-himeji808.sakura.ne.jp
株式会社濱屋
〒671-1524
兵庫県姫路市揖保郡太子町東保365-4
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@uehashi-kougyou.jp
レゴリスホーム株式会社
〒665-0044
兵庫県宝塚市末成町29−7
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@uehashi-kougyou.jp
レゴリスホーム株式会社
〒655-0044
兵庫県神戸市垂水区舞子坂3丁目17−5
第3春名ビル2F南号室
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@okabousui.co.jp
有限会社岡防水工業
〒674-0074
兵庫県明石市魚住町清水2051−8
電話 0120-989-742
E-Mail
株式会社大西瓦
〒675-0012
兵庫県加古川市野口町野口20−14

共通の施工事例はこちら
記事がありません
表示する記事はありませんでした。
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。