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加西市 経年劣化したセメント瓦から「栄四郎瓦」へ屋根葺き替え工事
加西市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
加西市で築35年の住宅にお住まいのお客様より、「屋根の劣化が気になっているので、一度点検をお願いしたい」というご相談をいただきました。
当店の専門スタッフが調査したところ、お客様のお住まいの屋根には、既に廃番製品となってしまったセメント瓦が使用されていました。
特に、瓦が固定されている棟(むね)の部分を詳しく調査すると、瓦にズレが生じている箇所がいくつか確認されました。
またお客様は、今後も安心して暮らしていくために、最近多い台風や地震などの自然災害に強い屋根にしたいという強いご要望をお持ちでした。
そこで私たちは、劣化の進んだセメント瓦を全て撤去し、高耐久で自然災害への強さを誇る陶器平板瓦への葺き替え工事をご提案させていただきました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:14日間
- 築年数:築35年
皆様、こんにちは!
街の屋根やさん加古川店です。
今回は、加西市にて行った、屋根の劣化と自然災害への不安を解消したいお客様の屋根葺き替え工事の施工事例をご紹介します。
長年のご使用により劣化した屋根のメンテナンスをご希望されていたお客様からのご依頼でした。
「今後、台風や地震に強い屋根にしたい」というご要望にお応えするため、耐久性に優れ、自然災害に強い陶器平板瓦「栄四郎瓦 Proud UU40G」をご提案させていただきました。
こちらが施工前の建物全景です。
こまめにメンテナンスを実施されていた様で、既存セメント瓦には塗膜の剥がれ等はあまり見受けられない状態でした。
しかしながら、屋根に上がって、細部の劣化状況を詳しく点検したところ、瓦のズレなどが確認できました。
この年代のセメント瓦は、瓦1枚1枚を全て釘で固定されていないため、年数に応じて瓦のズレが発生しやすい屋根材となります。
棟瓦(むねがわら)の接合部にもズレや隙間が見られ、ここから雨水が浸入する危険性がありました。
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まずは既存の瓦屋根を撤去していきます。
瓦を一枚一枚丁寧に剥がし、安全に下ろす作業です。
屋根材がセメント瓦ということもあり、廃棄屋根材の重量は10tとかなり重たい重量となりました!!
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棟部分に使用されているモルタルや平瓦を支持していた瓦桟なども全て撤去していきます。
屋根葺き替え工事における瓦撤去作業は、騒音や粉塵の発生が見込まれるため、特に細心の注意が必要な工程となります!
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既存の野地板に腐食が無いかを確認しつつ、その上から新しい構造用合板(野地板)を増し張りしました。
これで屋根全体の強度が向上します。
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野地板の増し張りが完了した屋根全体です。
この後、雨漏りを防ぐ重要な役割を担う防水シートを施工していきます。
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防水シートを全面に敷設しました!
葺き替え工事等のリフォーム工事に際しては、耐久性に優れた改質アスファルトルーフィングを使用しています!!
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防水シート敷設後、棟瓦を保持する強力棟金具等を取り付けし、新しい屋根材の施工に備えていきます。
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防水シートの上に新しい桟木を取り付け、新しい屋根材を荷揚げします。
屋根面に荷揚げし、各所へ間配る際は、破損等に気を付けながら作業を進めています!
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屋根材を軒先から順番に施工していきます。
新設する屋根材は、千鳥葺きという屋根材を互い違いにズラして葺く方法にて施工を進めていきます。
千鳥葺きにて施工することで、上下の屋根材の継ぎ目が一直線にならず、雨仕舞が向上します。
また、斜めからの見た目が非常に美しく仕上がる施工方法となっています!!
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軒先部分の新設瓦は、浮き上がり防止のⅬ釘を使用しています!
2段目以降は瓦本体に付いている防災爪(ハイパーゼット)にて浮き上がりやズレを防止しています!!
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各屋根面に新設屋根材の施工を進めていきます。
今回採用した「栄四郎瓦㈱ Proud UU40G」は、独特な U 字型に形成された両端の立ち上がりと、上下・左右への「三重構造の水返し」により、風や雨の侵入に強い耐漏水性を備えています。
特に、下から吹き上がる雨水に対しては上下でしっかりとブロックし、左右方向からの浸水に対しても三重の防御構造を用意することで、強風下でも安心の耐性を発揮します。
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棟部分は屋根材施工前に仕込んだ強力棟金具に棟瓦固定用の角材を取り付け。
この角材に棟瓦をパッキン付きのビスで固定することで、自然災害時にズレたり飛んでしまう被害を防ぎます!!
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棟部分の面戸部分には、モルロックを使用し、防水処理を実施。
色は、シックな印象の黒色を使用しています!
これで雨水の浸入を防ぎ、スマートな仕上がりとなっていきます!!
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いよいよ屋根工事も大詰めです。
屋根の最も高い部分である「棟(むね)」に、専用の棟瓦を設置していく最終仕上げの工程に入りました。
棟は、屋根の面と面が合わさる重要な部分で、雨水の侵入を防ぐための最後の砦となります。
ここに瓦を一枚一枚丁寧に並べ、下地と強力に固定することで、長期間にわたって雨漏りからお住まいを守ります。
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ドローンで撮影した屋根全体のお写真です。
新しい屋根材がしっかりと葺かれており、安心感があります。
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屋根の仕上がりです。
棟部分も美しく、雨水の浸入を防ぐための工夫が随所に施されています。
細部の仕上げや瓦の納まりまで丁寧な施工が光ります。
今回の工事では、築35年が経過したセメント瓦の劣化や、瓦のズレを根本から解消し、今後も安心してお過ごしいただける屋根へと葺き替えることができました。
築年数が経っているお住まいの屋根は、今回の事例のように経年劣化が進行しているケースが多く見られます。
特に、瓦のズレや表面の劣化は、雨漏りへとつながる危険なサインです。
街の屋根やさん加古川店では、屋根診断士・自然災害鑑定士の資格を持つスタッフが、点検から最適な工事のご提案まで一貫して対応いたします。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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