ホーム > 加古郡稲美町 築42年釉薬瓦屋根の破風板・軒天を部分補修+瓦…

加古郡稲美町 築42年釉薬瓦屋根の破風板・軒天を部分補修+瓦復旧で雨漏りを防止
稲美町 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
加古郡稲美町にお住まいのお客様から「軒裏にヒビが入っていて、落ちてきそうだから早急に見てほしい」とのご相談をいただきました。
現地調査を行ったところ、屋根の1番角に位置する小角瓦が破損しており、そこから入り込んだ水が破風板・軒天の木下地を腐食させている様でした。
そこで今回の工事では、周辺の瓦を一度バラして木下地を補修し防水紙を敷設し直し瓦を復旧。
さらに傷んだ軒天・破風板は、コスト重視でガルバリウム鋼板を取り付ける内容で、修繕致しました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:2日間
- 築年数:42年
皆さんこんにちは。
街の屋根やさん加古川店です!
今回は、加古郡稲美町にお住まいのお客様よりご相談をいただき、現地調査を実施しました。
お客様のご要望は、「軒裏が落ちてきそうな状態を、なるべくコストを抑えて修理してほしい」とのこと。
築42年の釉薬瓦屋根は、軒裏に異常が見られた屋根上の小角瓦が破損。
これが原因で 破風板と軒天の木下地が腐食 していることが確認できました。
そこで今回は、周辺瓦を一度解体して木下地を補修し、防水紙を敷設し直したうえで瓦を復旧。
さらに木下地補修後の軒天・破風板にガルバリウム鋼板を取付けることで、コストを抑えながらも修繕を実現しました。
_250703_2.jpg)
小角瓦が割れ、軒先下地部分に大きな隙間 が生じています。
こうした瓦の割れは、通常時の雨でもストレートに下地へ回り込みやすく、野地板・破風板・軒天の木部などを急速に劣化させるリスクがあります!
割れた瓦の下は 土葺きの葺き土が流出し、木下地が腐食している状態。
工事着工まで下地が雨ざらしになってしまうため、割れた小角瓦を一旦撤去し、簡易ビニール養生を実施。
雨が入り込まないように、四辺を養生テープで密着固定して風雨の侵入を抑えておきます。
_250703_5.jpg)
2階部分の大屋根が工事対象箇所であった為、部分足場組後、修繕工事に進みます。
まずは葺き土を丁寧に掻き出し、木下地の傷み具合を確認していきます。
_250703_6.jpg)
周辺瓦を部分的にバラした後、雨水を含んで重くなった葺き土の撤去を実施。
野地板の腐朽やたわみを確認し、木下地を補修する工程に移ります!
_250703_7.jpg)
葺き土を取り切ると、野地板が現れました。
野地板も雨水による腐食が見受けられましたが、特に破風板の角部分の状態が悪く、完全に腐ってしまっていました。
_250703_8.jpg)
痛んだ野地板を部分的に撤去し、破風まわりと屋根の骨組みである垂木のの腐食状況をチェック。
_250703_9.jpg)
今回はコスト重視となるため、腐食部分最低限の範囲を新しい木下地にて補強し直します。
_250703_10.jpg)
屋根面下地も補強後、耐久性の高い防水紙を敷き直し実施。
瓦復旧後、湿気などの水分による木下地の腐食を防ぐため、防水紙の敷き直しは必須となります!!
_250703_11.jpg)
瓦復旧に際して、復旧時の瓦を引っかける瓦桟を新設します。
また、復旧箇所と既存箇所の瓦取り合いに段差が出来ないよう、葺き土を部分的に入れ直し、取り合いの高さ調整も実施していきます。
_250703_12.jpg)
勾配を再調整したうえで釉薬瓦を固定し、復旧ラインも違和感なくそろいました。
仕上げは瓦のかみ合わせと雨仕舞いを確認し、台風時の強風や地震の際の揺れにも耐えるか点検を行います!
_250703_13.jpg)
木下地を復旧した破風板及び軒天には、外壁と合わせた白色のガルバリウム鋼板を取付けました。
破風板・軒天はモルタルであった為、本来であれば左官補修後・色合わせ塗装を実施したいところでしたが、コストを抑えるため、ガルバリウム鋼板にて代用を実施しました!
_250703_14.jpg)
取付けしたガルバリウム鋼板は、現地にて採寸後、職人の手折りにて加工を実施しました。
ケラバ(袖)部に取付けする際は袖瓦の垂れに差し込み、雨を受けないように雨仕舞いを実施。
軒先に取付けする際は、瓦の形状に合わせつつ隙間を最小限に取付けし、小動物等が侵入しないように注意していきます。
ガルバリウム鋼板の取付けが完了すると、工事完工となります。
今回の工事では、小角瓦の破損が原因となり、軒天・破風板といった木下地の腐食に繋がっていた事例となりました。
問題を根本から解決するため、小角瓦・周辺瓦の取り外し → 傷んだ木下地の補強 → 改質アスファルトルーフィング敷き直し → 破風板・軒天のガルバリウム取付けを行いました。
屋根は見えにくい分、台風の暴風雨や地震の揺れでダメージが急速に進むケースが少なくありません。
水染み・瓦のズレ・軒天の割れに気づいたときは、放置せず早めのご相談とプロの点検 がトラブル回避の近道です!
街の屋根やさん加古川店では、屋根診断士・自然災害鑑定士の有資格者が対応し、全日本瓦工事業連盟の施工基準に沿った高品質な補修をご提供しています。
ご自宅の事で悩み事があられましたら、是非とも、ご相談下さい!!
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
➡本日の現場ブログはこちらから
➡お客様の声はこちらから
➡屋根リフォームの種類と費用
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail kakogawa@onishikawara.com
株式会社大西瓦
〒675-0012
兵庫県加古川市野口町野口20−14
兵庫県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@craifone.com
株式会社クライフワン
〒663-8184
兵庫県西宮市鳴尾町3丁目3−1 ハイム藤井2階D号室
電話 0120-989-742
E-Mail 808@ya-ne-himeji808.sakura.ne.jp
株式会社濱屋
〒671-1524
兵庫県姫路市揖保郡太子町東保365-4
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@uehashi-kougyou.jp
レゴリスホーム株式会社
〒665-0035
兵庫県宝塚市逆瀬川1丁目13−27
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@uehashi-kougyou.jp
レゴリスホーム株式会社
〒655-0044
兵庫県神戸市垂水区舞子坂3丁目17−5
第3春名ビル2F南号室
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@okabousui.co.jp
有限会社岡防水工業
〒674-0074
兵庫県明石市魚住町清水2051−8

共通の施工事例はこちら
記事がありません
表示する記事はありませんでした。
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。