神戸市の皆さんこんにちは！　街の屋根やさん加古川店です。

今回は「袖瓦の脱着・板金補修および庇のカバー工法」についてご紹介します。

屋根や外壁など、住まいの外装は私たちの生活を守る大切な役割を果たしています。

しかし、築年数の経過とともに隙間や劣化が進行し、思わぬ害獣の侵入や雨漏りの原因になることも…。

屋根や庇まわりの隙間や劣化が気になっている方には、ぜひ参考にしてもらえればと思います！

写真で見る工事の様子📷 （袖瓦）

実際にコウモリが出入りしていた袖瓦の隙間です。

一見するとそれほど大きな隙間には見えませんが、小さな体のコウモリはこのようなわずかな隙間からでも簡単に住みついてしまいます。

このまま放置してしまうと、屋根裏などにも入り込み、さらなる被害につながるおそれがあります。

コウモリの侵入を防ぐためには、隙間をしっかりと塞ぐ必要があります。

まずは既存の袖瓦を一度取り外し、板金の取付け準備を進めていきます。

加工した板金を取り付けた後、取り外していた袖瓦を丁寧に復旧していきます。

袖部の形状やサイズに合わせ、職人が現地で1枚ずつ丁寧に板金を加工していきます。

工場製品ではなく現地加工にすることで、隙間のないフィット感を実現できます。

施工後の袖部の様子です。

ズレや浮きがないよう慎重に固定し、見た目にも美しい仕上がりを意識して施工しました。

これでコウモリが再び入り込む心配もなく、安心して生活いただけます。

写真で見る工事の様子📷 （庇）

袖瓦の真下にある庇（ひさし）は、コウモリの糞尿に長期間さらされていたため、表面の錆びや変色が顕著に見られました。

特に雨水がかかる部分では錆の進行が早く、部分的に腐食が始まっている状態でした。

塗装による補修では十分な耐久性が得られないと判断し、今回はカバー工法を採用することになりました。

まず最初に、既存庇の上から新しい下地となるコンパネを補強致しました！

既存下地が腐食していないかを確認しつつ、浮き上がりが起こらないように緊結します。

下地の補強後、新しい防水紙を敷設しました！

改質アスファルトルーフィングを使用し、高耐久が期待できます！

既存の庇の上から、ガルバリウム鋼板製の平板を被せた状態です。

耐久性・防錆性に優れた素材で、今後の劣化を大幅に抑えることができます。

以前の錆びた状態が嘘のように、美しく整った外観になりました。

全体を見ても、自然な外観を保ちながら強度もアップしていることが分かります。

袖瓦・庇ともに丁寧に仕上げられ、耐候性の高い構造に。

見た目もすっきりとしており、まるで新築時のような印象です。

今後のメンテナンスの手間も軽減され、お客様にも大変ご満足いただけました。

今回使用した素材・施工方法のご紹介

今回使用したガルバリウム鋼板は、耐久性・防錆性に優れた外装材です。

また、現地で袖部・庇それぞれに合わせた板金加工を行い、隙間のない施工を実現しました。

袖瓦の隙間に板金を設置し再侵入を防止、さらに腐食が進んだ庇は耐久性の高いガルバリウム鋼板でカバーしました。

築40年の建物でしたが、2日間の工事でしっかりとした仕上がりになりました。

施工前診断・日常のメンテナンスの重要性

屋根や外壁の小さな不具合でも、放置していると害獣被害や腐食の原因になります。

とくに今回のように袖瓦や庇などは劣化が見えづらいため、定期的な点検がとても大切です！

「音がする」「臭いがする」などの異変を感じたら、お早めのご相談下さいませ！

「少しの異変だから…」と放置していると、思わぬ被害に発展することもあります。

気になる症状がある方は、ぜひ街の屋根やさん加古川店にご相談ください！

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました！

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