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加古川市 U様邸にて屋根点検時に割れ瓦を発見! 部分葺き直しにて下地腐食箇所を修繕しました!
加古川市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
加古川市のお客様より「雨漏りなどはしていないが、屋根の状態がきになるので点検してほしい」とご依頼を頂き訪問致しました。
築37年のご自宅で、他社にて何度か修繕等でメンテナンスを実施しているお客様でしたが、大雨や台風などの自然災害がある度に点検をしてきたとのこと。
室内には雨漏りの発生はありませんでしたが、大屋根点検時に割れ瓦を発見。
割れ瓦の周辺の納まりも悪く、下地腐食の疑いがありましたので割れ瓦周辺の瓦葺き直しおよび木下地の修繕工事をご提案。
調査時の写真を交えた工事内容の説明にご納得を頂き、工事のご依頼を頂くことが出来ました。
室内への雨漏りを未然に防ぐことができ、大変喜んで頂けました!
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:1日
- 築年数:築37年
皆さん、こんにちは!
街の屋根やさん 加古川店 営業の福山です。
本日は加古川市のお客様宅で行った「割れ瓦周辺の瓦葺き直しおよび木下地の修繕工事」のご紹介となります。
こちらのお宅の施主様は、大雨や台風などの自然災害がある都度、ご自宅の外部状況が気になり、多くの会社へ度々点検を依頼してきたとのこと。
この度も、昨年4月に近隣エリアにて降雹被害が発生したため、弊社に屋根点検のご依頼を頂きました。
弊社では、工事有無に関わらず、ご自宅の点検業務も承っておりますので、少しでも気になることがありましたら、是非ともご連絡下さい!
それでは、現地調査の様子から見ていきましょう!

こちらが今回点検のご依頼を頂いたご自宅となります。
築37年の木造2階建て住宅となります。
こまめに点検・メンテナンスを実施してこられているため、室内に雨漏りは発生しておらず、外壁等の状態も良好でした。

屋根の点検に移って参ります。
屋根は釉薬和瓦葺きで、色は柿茶色のでした。
全体的な屋根の印象としては、特に問題ないかもと感じたのが第一印象でした。
~瓦の割れを発見! 横向きにヒビが入り割れている瓦は危険です!!~

細部の点検に進んでいくと、瓦の重なり付近にヒビ割れを発見しました!
瓦の割れ方は「縦に割れる縦割れ」と「横に割れる横割れ」に分かれます。
どちらの割れも雨漏りのリスクがありますが、雨水をより受け止めてしまう横割れは縦割れよりも危険となっています。
また、写真の様に雨水の通り道である瓦の谷部分にかけて割れる横割れは、最も危険です⚠
今回の割れ瓦は、瓦の谷部分にかけて横割れしており、割れている箇所も開いていたため、大量の雨水が瓦の内部に流れ込んでいる事が想定できました💦

ヒビ割れしている瓦の周りの瓦に目を向けると、納まりが悪く、ガサつきが発生している状況でした。
内部の木下地が雨水の流れ込みにより弱ってきており、この様な状況に繋がっているようでした。
雨水の流れ込みにより木下地に影響を及ぼしている場合、踏みどころが悪いと最悪屋根面を踏み抜いてしまうリスクがあるため、注意が必要です!

下地の状況を少しでも掴むために、割れ瓦を含め数枚の瓦を捲ってみました。
瓦を引っかけるための木製瓦桟の腐食と防水シートに雨染みの確認が出来ました。
割れ瓦が起因した雨漏り確定です。
通常、割れ瓦が見つかった場合、軽微な場合は対象の瓦の差し替えをオススメします。
ですが、今回の場合、木製瓦桟の腐食や防水シートに付いていた雨染みの状況を加味すると屋根下地の腐食も懸念されましたので、割れ瓦周辺の瓦葺き直しおよび木下地の修繕工事をご提案させて頂き、工事依頼に至っています。

工事を開始し、対象範囲の瓦を捲りました。
やはり多くの雨水が入り込んでいたのか、木製瓦桟は腐食しボロボロになっていました。
また、かなり濃い雨染みも確認出来ています。

腐食している瓦桟および既存の防水シートを部分撤去しました。
屋根の既存下地は小幅板(バラ板)となります。
小幅板にも雨が染み込み、やはり腐食が進んでいました。
木下地の腐食が進むと、施工する瓦の重量を支えきれなくなる為、腐食している場合は下地補修が必要となります。

対象範囲の下地補修が完了しました。
新設の下地にはコンパネ(構造用合板)を使用しています。
葺き替え工事などの全面工事の場合は、コンパネにて全体的な下地補強を実施しますが、今回の場合は部分的な補修となるため、腐食箇所の木下地を一時的に撤去し、既存下地と高さを合わせて、新しい下地を施工していきます。
補修に際して下地の高さが異なると、復旧後の瓦が綺麗に収まらないようになるため、注意しなければなりません!

木下地の補修箇所に新しい防水シートを敷き直ししました。
既存防水シートとの取り合いがどうしても出来てしまうため、取り合い部分には粘着層がある防水テープにて養生しています。
太陽熱を受けることで、粘着層に粘りが強くなるため、強固な防水機能を発揮します!

既存の屋根面は屋根土を使用しない乾式仕様でしたが、瓦の復旧に際して、復旧箇所の瓦と取り合いの瓦に隙間が出来ないように部分的に屋根土を仕込んでいきます。
それでも隙間が生じる場合は、シーリング材などで隙間を無くし、復旧後雨漏りの再発が無いように工夫しています。

最後に補修箇所の瓦を復旧し完成となります。
納まりも綺麗に完成しました!
これで一先ず安心です(^^)!
今回の場合、施主様がこまめに点検しておられましたが、室内に雨漏りが発生しておらず、屋根下地までの雨漏りという珍しいケースでしたが、こまめな点検を実施していたからこそ、早期発見に繋がりました。
工事後、施主様からは「室内への雨漏りに繋がる前に発見してもらえて本当に良かった。これからも点検をお願いします。」とお言葉を頂けております!
瓦の割れには、今回の様に雨漏りに直結するケースがほとんどです。
しかし、いつ・どのタイミングで瓦が割れるかは予想でき無いため、こまめな点検をオススメ致します。
台風などの災害後や少しでもご自宅のことが気になった場合は、お気軽に街の屋根やさん加古川店までご連絡下さいませ📞
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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