下野市　/　雨漏り修理　/　部分葺き直し・陸屋根板金交換

下野市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん栃木小山店です。

本日は、瓦屋根の雨漏り修理として部分的に葺き直した様子をご紹介します。

谷板金や陸屋根板金（陸谷）といった屋根の継ぎ目部分は、雨漏りの弱点箇所となりやすい部分です。

もちろん、谷板金や陸谷だけを部分的に修理できます。

それでは、どのようにして部分的に直しているのでしょうか？ぜひ、瓦屋根のメンテナンスにご参考くださいね(๑>◡<๑)

天井の雨漏りのご相談

はじめに、無料調査の様子を簡単に振り返ってみます。

下野市にお住まいのお客様より、天井の雨漏りについてご相談いただきました。

室内を確認すると、かなり濃い染みが出ていました(//∇//)

雨漏りを放置すると、このように天井にまでダメージを及ぼします。『ポツ、ポツ・・・』と、音に気づいたら早めに手を打ちましょうね。

調査したところ、雨漏りの原因は『陸屋根板金を含む谷板金部』と判明しました。

そこで、谷板金を交換しながら、部分的に葺き直して雨漏りを改善します^^

ちなみに、陸屋根板金は陸谷（ろくだに）ともいいます。けど『陸谷』ってあまり聞き慣れないですよね。いったい、屋根のどの部分なのでしょうか？

部分葺き直しによる瓦屋根の雨漏り修理の様子

それでは、部分葺き直しによる瓦屋根の雨漏り修理を見ていきましょう。

施工の様子の前に、『葺き直し』について解説しておきますね。

関連記事▶これまでの瓦を再利用して屋根を葺き替える屋根葺き直し

屋根瓦を一時的に撤去

まず、屋根瓦（谷瓦）と棟瓦を撤去します。

今回は、陸屋根板金を取り外さなければいけないので、干渉する谷瓦と棟瓦も撤去しました。

部分葺き直しは、どこを直すのか？によって、施工範囲が大きく変わってくるんですよ〜

ちなみに、撤去後の写真の茶色い紙のようなものは、既存の防水紙です。

新しい防水紙敷設

つづいて、新しい防水紙を敷設しました。

一般的に防水紙の耐用年数は約20年。今回の雨漏りも、防水紙の劣化が関係しているというか、『防水紙が健全であれば、まず雨漏りしません』。

屋根の他の部分も防水紙が劣化しているので、雨漏りのリスクが残ります。ご予算が許すのであれば屋根全体を葺き直すのがベストです( ^ω^ )

屋根の板金を設置

こちらが、今回新調した谷板金です。

事前に計測し、自社工場で加工してきたガルバリウム鋼板製の谷板金です。雨水が溢れでないように、端部を折り返し加工したオリジナルなんですよ〜

写真の右の棒のようなものは、『谷シーラー』です。いったいどこに取り付けるのでしょうか？

陸屋根板金を設置して、両端に谷シーラーを貼っていきます。

谷シーラーが、屋根瓦とうまく密着して、すき間がなくなるといった具合です。

端部の折り返し加工＋谷シーラーで、雨水をシャットアウト！当店ならではの、工夫なんですよ(^_^)v

谷瓦を戻せば、陸屋根板金部分の雨漏り修理完了です♪

もちろん、陸屋根板金の先から向こう側も施工していますよ〜

陸屋根板金から先の谷板金部も施工

陸屋根板金から先の谷板金も新しくしました。もちろん、谷シーラーを取り付けていますよ〜

この部分は、陸谷に集まった雨水を雨樋に流す役目があります。谷板金は、屋根の中で最も雨水が集まる部分なので、定期的に点検・メンテナンスを行うとよいでしょう。

関連記事▶屋根で最も雨漏りしやすい部分「谷板金」の修理方法

棟瓦を復旧

おしまいに、棟瓦を復旧しました。

なんばん漆喰（白色）で土台をつくり、熨斗瓦（のしがわら）を積み上げていきます。

瓦屋根の雨漏り修理完了

棟瓦を元通りにすると、部分葺き直しによる瓦屋根の雨漏り修理の完了です。



これで雨漏りの心配はありません。実際、後日お客様より『豪雨の際にも雨漏りしなかった』とお電話をいただきました。


本当に修理してよかったと、嬉しいかぎりです(≧∀≦)

まとめ

今回の、瓦屋根の雨漏り修理はいかがでしたか？

谷板金や陸屋根板金（陸谷）が原因の雨漏りの場合、部分的に葺き直す方法がありました。

街の屋根やさん栃木小山店では、瓦屋根をはじめ、金属屋根、スレート屋根など、様々なタイプの屋根の雨漏りを直してきました。屋根のトラブル発生の際は、無料点検をご利用ください。

雨漏りは放置していても、自然に直ることはありません。まずは、点検からはじめましょうね（╹◡╹）

調査・商談担当　/　工務担当職長

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