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小山市 パナソニックアイアン105雨樋を使用!集水器間の部分交換修理
小山市 雨樋工事
【工事のきっかけ】
【お問い合わせ内容】
強風で雨樋が飛ばされたとの連絡をいただき、急ぎ駆け付けたところ、二階の一辺の雨樋がほぼ丸ごともげて下屋根に落下していました。
強風により支持金具ごと抜けてしまった模様です。
【ご提案】
もげた雨樋の部分交換にあたり、古い雨樋と新しい雨樋では接着剤の付き方に違いがあるため、集水器を介して繋ぎ合わせることで水漏れを防ぐ修理をご提案いたしました。
基本情報
- 使用材料:パナソニックアイアン105・新集水器・各種継手・打ち込み式支持金具・
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。
今回は、小山市にお住まいのお客様からご依頼いただいた雨樋の部分交換工事の様子をご紹介いたします。
雨樋は、台風などの強風で外れてしまったり、飛来物によって損傷したりすることがあります。
放っておくと屋根に降った雨水が直接外壁を伝い落ち、外壁の劣化や建物全体の耐久性低下に繋がりますので、お早めの修理をおすすめいたします(*^_^*)

「雨樋が強風でもげた」との連絡を受け急ぎ駆け付けたところ、バッキリ折れて外れた雨樋が一階の下屋根に落ちていましたΣ(@д@;ノ)ノ
雨樋には横方向に設置する軒樋(のきどい)と、縦方向に設置する竪樋(たてどい)の2種類がありますが、今回もげてしまったのは屋根の軒先に設置されている軒樋の一片でした。
強風により支持金具ごと外れてしまったようで、金具は飛散してほぼ無くなっていました(*_*)

外れた軒樋の部分交換は可能ですが、新しい雨樋を古い雨樋に繋ぐ際には注意が必要です。
紫外線や風雨に晒された古い雨樋の表面は接着剤が効きにくいため、新しい雨樋と完全に密着させることが難しく、漏水リスクが高くなってしまいます。
そこで今回は、集水器を介して繋ぐやり方で古い樋と新しい樋との接合部をなくす方法をご提案し、交換工事を行うことになりました(*’▽’*)♪
現場調査時の詳しい記事➤小山市 風でもげて飛ばされた雨樋修理相談!集水器間で継ぐ方法を提案

一階屋根に落ちていた古い軒樋を回収し、集水器も新しいものに取り換えるため取り外しました。
集水器(しゅうすいき)とは雨樋の部材のひとつで、軒樋から流れてきた雨水をまとめて竪樋に流すための器具です。
外した集水器は経年劣化で相応に傷んでおり、新しい軒樋をしっかり設置するためにもこれを機に交換します(^-^)

軒樋は、通常「鼻隠し(はなかくし)」と呼ばれる屋根の軒先に取り付けられた横板に、専用の支持金具を取り付けて固定します。
外れた軒樋と共に支持金具もほとんど消失しており、残っていた金具も強風により変形していたため、今回すべて新しいものをご用意しました。

新しい雨樋を設置する前に必要なのが「水勾配」の確認です。
水勾配とは、雨水をスムーズに排水するために設けられる傾斜のことです。
雨樋にはわずかな傾斜をつける必要があり、これを間違えると雨水が途中で溜まってしまったり、逆流してしまうことがあります。
雨樋設置の際には、必ず「水糸(みずいと)」と呼ばれる細い糸を水平に張り、ミリ単位の勾配をつけて支持金具を取り付けることで、雨水が自然に集水器へと流れるようにします。
少しの誤差でも排水に支障を及ぼすので、細かな角度調節が求められる水勾配はプロの技術と経験が欠かせません(*^^)v

ぴんと張った水糸に合わせて、支持金具を慎重に調整しながら設置していきます。
これで雨水が自然に流れる“道”が整いました(*’▽’*)♪

いよいよ新しい軒樋を設置していきます!
今回部分交換に使用したのは、パナソニックさんの 「アイアン105」 という半円型(半月型)軒樋です。
お客様のお家に元々取り付けてあったものと同一規格なので、違和感なく美しく仕上がります。
このアイアン105は樹脂製ながら強度が高く、金属芯が入っているため変形に強いのが特徴で、強風や大雨にもしっかりと耐えてくれる優れものです(o^^o)

今回の現場は集水器~集水器間がおよそ18mですので、2.7mの軒樋を数本繋ぎ合わなくてはなりません。
ここで活躍するのが、雨樋と雨樋をつなぐ 「継手(つぎて)」 という部品です。
この継手部分の施工が、漏水防止の最大のポイント!

継手部分に雨樋専用の接着剤を塗布します。
コツは「もったいないかな?」と思うくらいたっぷりと使うこと!
接着剤をケチってしまうとどうしても隙間ができやすくなり、そこから少しずつ雨水が浸入して再漏水の原因になってしまいます。
雨樋修理は、実はこの「接着」の工程が命と言っても過言ではありません。

専用の接着剤をつけた継手を挟み込んだ状態で押し込むと『パチッ!』と音がし、軒樋同士がガッチリと連結されましたヽ(*´∀`)ノ
雨樋の継手は雨から家を守る大事なパーツのひとつです。
継手が1つでも外れると、雨樋はうまく機能せず水漏れの原因となるため注意が必要ですヾ( •́д•̀ ;)ノ
ここで注意していただきたいのが、いくらたっぷり接着剤を使っても、古い雨樋と継手は相性が悪いということです。
「軒樋がもげたところから、継手で新しい軒樋を繋げばいいのでは?」と思われるかもしれませんが、長年紫外線や雨風に晒され劣化した古い雨樋には接着剤がしっかり密着してくれないことがあり、水漏れリスクが高まってしまいます。
そのため、私たちは新しい雨樋と古い雨樋を繋ぐ場合、継手ではなく集水器を介することをお勧めしています。
その仕上げ作業と完成の様子をご覧ください( ´ ▽ ` )ノ
今ある軒樋の端部に新たな集水器を設置し、新しい軒樋を連結します。
集水器には呼び樋を繋げ、あらかじめ柱に取り付けたデンデン金具(竪樋用の丸形の金具)に竪樋を固定しました。
集水器自体がしっかりした「台座」の役割を果たすので、新旧の接合部を最小限に抑えられ、耐久性の高い仕上がりになります。
継手ではなく集水器間での部分交換する方法は、結果的に長持ちし、費用対効果も高くなるのでおすすめですよ(*’▽’*)♪
雨樋の部分交換修理が完了した外観全体の様子です!
新しい軒樋「アイアン105」 と既存の雨樋は違和感なく繋がり、瓦屋根や外壁の雰囲気にもなじんでいますね。
水勾配を取った軒樋は雨水がしっかりと集水器へ流れ、外壁部分への影響も心配ありません。
施工後にテスト放水を行った際も、継手からの漏れや詰まりは一切なく、スムーズな排水を確認できました((*^^)v
お客様にも「これで安心して台風シーズンを迎えられます」と満足していただき、私たち一同嬉しい限りです(^-^)
雨樋修理は、継手や接合部の処理の仕方で仕上がりに大きな違いが出ます。
皆様もぜひ「古い物と新しい物は接着材のつきがちがう」ことは覚えておいてくださいね(*^_^*)
雨樋の不具合は放置すると外壁の傷みや雨漏り、さらには基礎部分の劣化にもつながります。
大雨や台風の時期に備えるためにも、少しでも気になる症状があれば専門業者へのご相談をおすすめいたします。
街の屋根やさん栃木小山店では、点検・お見積りは無料で行っております。
「これって直したほうがいいのかな?」という小さな疑問でも構いません。どうぞお気軽にご相談くださいね( ´ ▽ ` )ノ

【森 代表】

【鶴田 職長】
屋根工事は、私達にお任せください!
現場に合った適正な工事内容・適正価格・高品質施工で、お客様の期待にお応えします(^o^)丿
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyanetochigioyama@efc-fy.co.jp
株式会社イーエフシー
〒329-0205
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