長崎市で棟積み直し工事を行う現場紹介

こちらが本日棟積み直し工事を行う現場になります！！

【現場情報】
築30年以上
木造二階建て住宅
屋根材 モニエル瓦

棟の漆喰が剥がれてしまい土台が崩れてしまいそうな状態でした！！

棟瓦のズレも発生しており、放置すると漆喰だけでなく棟瓦も落下してしまう恐れがありました！！

本日は、棟の土台を撤去し棟ロック金具を使用し土台を新しく作っていきます！！

棟瓦を脱着し、土台を撤去していく

まずは、棟瓦を脱着し土台を撤去していきます！！

棟瓦を脱着した状態がこちらになり、かなり漆喰が劣化していました。

漆喰の耐用年数は約20年前後と言われているので、20年を経過した住宅は定期的な点検を行いひび割れや剥がれが発生していないか確認する必要がありますよ!(^^)!

次に、土台を全体的に撤去していきます！！

土台を撤去すると瓦の隙間が出てきます！

棟の土台は隙間に雨水が入り込まないようにするために作られており、漆喰がひび割れや剥がれてしまうとこの隙間から雨漏りが発生します！！

棟ロック金具と下地を設置する

土台を撤去した後に棟ロック金具を設置していきます！！

棟ロック金具とは、屋根の棟をしっかりと固定するために使う金属製の部材です！

屋根の強度や耐風性を高めるために、近年の屋根工事ではとても重要なパーツとなっています！

棟ロック金具を設置したあとに、棟瓦を固定するための下地を設置していきます！

下地を設置した状態がこちらになります！

下地は、樹脂材使用していきます！！

樹脂材とは、プラスチック系の素材全般を指し建築や工事の現場では、水に強く腐らない、加工しやすい人工素材として、さまざまな用途で使われています！！

屋根や外装の耐久性を高めたいときに、木材の代わりとしてとても優秀ですよ(^^)

土台を作り棟瓦をステンレスビスで固定して工事完了

棟ロック金具と下地を設置したあとは、漆喰で土台を作っていきます！！

漆喰は、モルロックを使用していきます！！

モルロックは、株式会社馬場商店が製造・販売している屋根瓦専用の漆喰材（通称：南蛮漆喰）です。

主に瓦屋根の棟や面戸部分の補修・施工に使用され、従来の漆喰に比べて耐久性や施工性が向上しています！！

土台を高さを合わせ作ったら最後に棟瓦をステンレスビスで固定し工事完了です！

棟瓦を再び並べて、ステンレスビスで固定した状態がこちらになります！！

ステンレスビスは、棟瓦1枚に対して設置した下地に2本で固定していきます！！

1本のみで固定すると棟瓦がズレてしまう恐れがあるのでしっかりと2本で固定していきます！！

棟積み直し工事が無事に完了しました！！

屋根の傾斜が浅い場合は、足場無しでも施工可能ですので、費用を抑える事ができますよ！！

早めのメンテナンスで費用を抑えてお家の雨漏りが発生しないように心がけましょう！

長崎市で屋根のメンテナンスを行っていない方や、修理を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね😌

施工前には、しっかりと屋根の点検を行って適切な工事をご提案させていただきます！！

点検、見積もりは、「完全無料」ですので、街の屋根やさん長崎店にご相談ください🙋‍♂️