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神栖市で13段の大棟を5段に下げて自然災害に強い強化棟に生まれ変わり
神栖市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
最初は、屋根の葺き替え工事が希望でした。
現場調査に来て下さった人達が感じのよさそうな人でした!
屋根の状況を確認して頂いた結果、屋根の下地には雨漏りに影響はなく、
葺き替え工事まではする必要はないと聞いて少し安心しました。
棟瓦のずれがある為、費用を抑えて棟の段数を下げ、
棟の強化を行った方がいいとの提案を頂き参考にさせて頂きました。
後日提示して頂いた御見積書も、値段など納得の行く金額で
資料なども見やすくて、工事前から大体の作業内容など把握できて安心して工事をお願い出来ました。
毎朝のスタッフさんの挨拶や進捗状況などの報告を受け、
とても分かりやすく感心しました。
神栖市にお住いの皆さんこんにちは!街の屋根やさんつくば稲敷店です!
今回は耐震対策が目的で高く積まれた棟を低く取り直し、
自然災害に強い強化棟に生まれ変わりました。(‘◇’)ゞ
玄関屋根との干渉部である谷板金の交換も行い、雨漏り対策も万全です!
劣化した雨樋も交換して工事が完工致しました!!(^^)!
工事の全貌を詳しく説明致しますので、是非ご覧ください!
まずは今までのブログのおさらいをしていきます。
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神栖市で平屋の屋根葺き替え工事のご相談!漆喰の剥がれや瓦のずれでお悩み
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神栖市での平屋棟瓦の積み直し工事は軽量化を計る為の棟積み直しを実施
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神栖市で既存降り棟の重みでできた隙間を撤去後なじみ土工法にて解決しました
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神栖市で一軒家屋根の和瓦を耐震化・軽量化する目的で棟の取り直し工事を実施しました
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神栖市で瓦屋根の大棟取り直し工事は段数を減らし軽量化に成功しました
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神栖市で谷板金交換と玄関上の棟積み直し工事を行い雨漏り対策万全
画像クリックで今までのブログがご覧になれます!!(^^)!
今回屋根診断のご依頼を受けたご自宅の屋根は、
棟が13段と高く積まれており、入母屋形状の大変立派な屋根でした。
屋根診断を開始してすぐに大棟の曲がりを発見しました!
高く積まれている棟は、地震などの大きな揺れで崩れてしまうリスクが高くなります。
耐震対策としてに棟の段数を下げ、胸の積み直し工事を行う事になりました。
玄関先の谷部分に関しては、以前に玄関上の谷周りから雨漏りが発生して、
旦那さんがご自分で屋根に登り,なんばんで雨漏り対策を施したそうです!(; ・`д・´)
この箇所は谷板金の交換を行う事となりました。
※屋根はすごく滑りますし高所なので危険ですから、プロに相談をする事をおすすめします!
まずは屋根に作業用の足場をかけて、職人の足場を確保します。
作業を行う際の道具なども滑り落ちないように、引っ掛けて置くことが出来ます。
地上にはブルーシートで養生し,屋根からでる土など落ちても掃除しやすいように段取りしておきます。
職人さんの心得は段取り八分です!(‘◇’)ゞ
化粧棟とは屋根の飾りが目的で取り付けられることが多く、
構造上解体しても雨漏りなどには、支障のない部位になります。
ですが、この化粧棟が付いているかいないかで、和風住宅屋根の迫力感が変わります。
今回は、屋根の耐震対策と軽量化を目的としているので、撤去する事になりました。
13段と高く積まれた大棟も解体していきます。
大棟を固定する為に使用されていた壁土が、解体していくと大量に出てきます。
現在では、全てなんばんで固定することが主流となっています。
ミノコ棟も同様に解体し,同時に棟を積み直すまでの台を形成していきます。
木枠を寸法に合わせて作成し、台を作る箇所に配置します。
これで下準備は万全ですね(*^-^*)
この様に、木枠の中に白なんばんを入れ、コテを使用して綺麗に撫でて台を形成します。
台が完成しましたらノシ瓦を乗せ糸を張り、職人の目を光らせ真っすぐに取り付けていきます。
高さを調整する際に叩いて調整するのですが、
絶妙な力加減と職人さんのイメージ力で、仕上がりが変わります。
まさに腕の見せ所となります!<(`^´)>
一段目が積み終わったら、丸瓦を乗せてミノコ棟の取り直し工事完了です!
大棟部に使用されていた切った瓦のずれが目立った為、全て外してなんばんを
入れて瓦を揃えながら塞ぎ直していきます!
大棟は13段から5段に積み直すので、ミノコ棟に使用した木枠よりも
大きな木枠を使用し台を形成します。
時期にもよりますが乾いてしまいますので、時間との勝負ですね(‘◇’)ゞ
台が完成したら一段目を積み直していきます。
この大棟は元々は13段積まれており、とても高い棟でした。
この高い棟を7段に積み直して、地震などの揺れに強い棟へと生まれ変わります。!(^^)!
ノシ瓦の積み上げは、当店の親方とペアを組み2人1組で行います。
ノシ積み完了後に必ず親方のチェックが入ります。
隅棟も同じように解体し、棟を積み直していきます。
隅棟は他の棟と違い真っすぐに積むのではなく少し反らして積みます。
今回のような化粧屋根の形状が軒先から少し反り立つように形成されており、
その反りと同じように隅棟も反らしていきます。
こちらの作業もかなりシビアな作業になります。
棟の積み直し工事には、工事費のコストを抑える為に一度外した瓦を再利用しています。
ノシ瓦にヒビがないかなど1枚1枚確認し、再利用してお客様の負担が減るように致しております。
※割れやヒビがある場合には、、新しい物に交換し作業を進めていきます。
1段目に積んだノシ瓦の上にさらになんばんを置いて、ノシ瓦を積んでいきます。
隅棟は元々5段積んでありましたが、3段にして積み直し耐震対策とします。
積み上げたすべてのノシ瓦は、銅線で結び固定しています。
風切り丸とは、主に屋根の端部に施工される棟で、
屋根に直接あたる風を分散させ、瓦の飛散防止する役割があります。
この施工法は風切り丸を解体したら、周辺の瓦も外してなじみ土工法で瓦を戻します!
なじみ土工法とは平瓦の下になんばんを置き、平瓦を落ち着かせ収める工法です!
使用されている瓦が古い為、若干の曲がりや反りがあります。
現代に生産されている平瓦と比べると、平瓦の焼き方が違う為に起きる現象です。
そのような時に使用する工法がなじみ土工法です。
平瓦を塞ぎ終えたら同じようになんばんで台を形成し、丸瓦乗せて銅線で結び固定して完了です。
谷周りの瓦を外して谷板金も剥がします。
谷には銅板が使用されており緑青などによる穴あきなどがあり、雨漏りしていたそうで
以前旦那様がご自分で雨漏りのメンテナスを行われたそうです。
屋根のメンテナンスは高所作業で大変危険です。私達プロにお任せください!
谷周りの瓦を外し終えたら谷板金を剥がしていきます。
谷板金の下地には、新しい防水シートを張り付けて下地の強化を行います。
谷と言う箇所は雨水が集まり流れる箇所ですので、雨仕舞が肝心です!<(`^´)>
新しい谷板金を取り付ける際には、谷板金の重なりや干渉部に必ずコーキングを充填し、
干渉部からの雨水の吹込みなどによる雨水浸入を防ぎます!
谷板金の端部にダブルシーラーと言う、スポンジで出来ている接着スポンジを
雨水の浸入防止策として張り付けます。
このシーラーを取り付ける事により谷板金上部の瓦を塞ぐ際に、
クッションの役割を果たし、さらには谷付近の下地へ雨水の浸入を防ぎます!
谷付近の瓦の葺き戻しは、なじみ土工法を使用し瓦を塞ぎ直していきます!(*’ω’*)
外した谷周りの平瓦を全て塞ぎ、谷板金交換工事は完了です!(‘◇’)ゞ
この箇所は母屋のミノコと同様になんばんで台を形成します。
玄関の正面に来るすり合わせがあ必要な個所は、加工して取り付けます。
まるで既成品の様な完璧な仕上がりです!(*’ω’*)
玄関先の隅棟はミノコ棟との干渉する箇所があり、この箇所も加工して瓦をすり合わしていきます。
すり合わせた箇所は雨水浸入防止の為に、コーキング処理で雨仕舞をして完了です。
玄関屋根の棟の取り直しと同時進行で雪止め瓦を取り付けました
既存の瓦を千鳥(ちどり)に剥がし、雪止め瓦を差し込んでいきます。
因みに千鳥とは、縦と横を揃えずに交互に並べる事を言います。
屋根に落ちた雪が地上落ちる事を防いでくれます。
雪が降る事の少ない地域ですが、備えあれば憂いなしです!(^^)
最後に工事を行った際に抜け漏れがないかを、スタッフ全員で屋根全体の確認を行います。
その際に瓦の塗膜の剥がれなどがありましたら、瓦用の塗料で色を染めたり、
雨水が浸入する恐れが少しでも考えられる場所は、コーキング処理やなんばんで雨仕舞をします。
最後に作業中に汚してしまった現場の徹底清掃を行います。
私達は、現場入りした時よりも、現場を綺麗にして帰る事を心がけています!(*´ω`*)
棟の取り直し工事は街の屋根やさんつくば稲敷店にお問合せ下さい
今回は耐震対策として棟の段数を下げ、揺れに強い棟に生まれ変わりました。
棟を下げる事で、今までの屋根の迫力は無くなりますが、
確実に自然災害には強い棟に強化されました(‘◇’)ゞ
皆様のご自宅の屋根は、棟のずれなどでお困りはございませんか?
屋根に登った事がなく状況が確認したいなど、どんなことでも構いません!
街の屋根やさんつくば稲敷店にお問合せ下さい!お見積もり、現場調査は無料で行っております!
お客様に寄り添いベストな提案を致します!
※私達は無駄な工事の提案は一切致しません!
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