更新日:2021年09月06日
皆様のお住まいにはもちろん屋根がありますよね。何気なく住んでいる家ですが、よく見ると、住宅それぞれ
屋根の形状が違うのがわかります。皆様が屋根と聞いて想像することが多いであろう三角の屋根は、切妻屋根と呼ばれています。その他にも、近年人気な片流れ屋根や切妻屋根と同様、よく見かけることが多い寄棟屋根など、屋根には様々な形状があり、それぞれに名前もつけられています。では、皆様は「招き屋根」について聞いたことはありますか?招き屋根について簡単にお話しようと思います。
招き屋根ってどんな形?
招き屋根と聞いて皆様が連想することは何でしょうか?招き猫を連想される方もいらっしゃるのではないでしょうか。招き屋根の名前の由来は、人を招く際の「おいで」という形に似ていたことで「招き屋根」という名前が付けられたそうです。縁起が良い名前ですよね。招き屋根の形状は切妻屋根と似ていますが、切妻屋根のように屋根の頂点が建物の中心にあるわけではなく、片側に寄っており一方が長く、一方が短くなっている屋根なのです。
招き屋根のメリットとは
では、招き屋根のメリットとは何でしょうか。招き屋根は、他の屋根の形状と比べても屋根の面積が比較的広いことが一番の特徴です。屋根を広い面積にすることで屋根裏部屋を作ることができ、空間を広く使うことができます。また、屋根の面積が広いことで
太陽光パネルの設置とも相性が良くなっています。招き屋根の広い面にした場合、広さを活かして太陽光パネルを多く設置することができるでしょう。招き屋根の広い面が日射量の多い南面に向いていれば尚良いでしょう。
招き屋根について簡単にお話しましたが、いかがでしたでしょうか。招き屋根は、切妻屋根などと比べると見かけることが少ない屋根ですが、街を歩く際に、住宅の屋根の形状にも注目してみると意外と見つかることもあります。また、屋根の形状によりメリットやデメリットなどもありますので、皆様のお住まいの屋根の形状についても知っておくと良いのかもしれません。屋根のことで何かお困りの際には、私達、街の屋根やさんにお気軽にお問い合わせください。