東金市日吉台にて破風板の調査を実施 破風板と一緒に行えるメンテナンスをご提案
更新日：2024年08月16日
東金市日吉台にお住まいのお客様より「破風の傷みが気になる」ということで点検のご依頼をいただき現地へ伺いました('◇')ゞ
破風（はふ）は、屋根の端「妻側（つまがわ）」部分を指します。破風は屋根の比較的高い部分に位置しており、屋根勾配に合わせて斜めに取り付けられています。内部構造を隠すための部位であり、防風・防雨・防火のためにも大きな役割を担っています。
道路から妻側がよく見える立地で、白い外壁や軒天に比べ破風部分の劣化が進んでいるように見えます。破風板には
木材が使用されており、表面の塗装が劣化により剝がれ
木部が露出している状態でした。
破風板に使用される素材は、
以前は木材が一般的でした。木材は強度があり、ある程度の厚みを持っているため、耐風性や雨水への対策に適していました。しかし、
最近では耐久性や耐火性を考慮して、窯業系不燃性の破風板が一般的に使用されています。
塗膜が剝がれ、ペリペリと剝がれてきています。
破風は、紫外線や風雨の影響を直接受けやすい位置のため定期的な塗装などの補修が大切です。
木部が露出しているため、この状態で長く放置してしまうと
水分を含み腐食などで劣化が加速します。また、軒天にも影響が及んでしまう恐れもあります。
破風板の劣化が進んでいる部分では塗装剝がれだけでなく、
瘦せ・
反りの症状も出てきていました。鼻隠し部分との接合部分は、多方向から雨風が当たるため劣化が進みやすい位置です。
腐食や反りが進むと、
隙間ができたり雨漏りに繋がる恐れもあります。また、
内側の軒天にも水分が浸食し影響が出てしまう恐れもありますので、早めの補修が必要です。
軒天に使用されている
ケイカル板は耐火性・耐久性に優れていますが、塗装が劣化してくると水分を含みシミや腐食などで傷んでしまいます。
破風部分を補修する場合は、軒天も塗装メンテナンスを併せて行われることをおすすめします。私たち街の屋根やさんでは、無料点検にて状態を詳しく確認し、最適なメンテナンスをご提案いたします(^_-)-☆
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