木更津市大久保にて塗膜剥がれが目立つ屋根を調査しました
更新日：2024年05月25日
木更津市大久保にお住まいのお客様より、屋根と外壁の点検・お見積りのご依頼をいただき現地へ伺いました。屋根の点検結果についてご報告いたします
化粧スレートが使用された屋根は、経年劣化等により塗装の色褪せが目立っていました。屋根材の重なり部分（小口）では、水分を含み
湿った
部分に汚れが付着した黒ずみが屋根全体で発生しています。
また、チョーキング現象も発生している状態でした。これは塗料が劣化して粉状になり、表面に白い粉が付着することです。詳しく見ていきます。
屋根を確認すると、塗装の劣化により色褪せたり、雨水が溜まり変色していましたが、とまくがポロポロ剥がれているという症状が多く発生していました。
屋根の塗装が剥がれてしまう原因はいくつか考えられます。まず、長年の紫外線や雨水による経年劣化が主な原因の一つです。これらの自然要因にさらされることで塗装の劣化が進み、剥がれが生じる可能性が高まります。
※前回塗装メンテナンスから5年以上経過している場合は、経年劣化と考えられます。そのほか、施工時の下地処理が不十分だった場合も塗装が剥がれる原因となります。下地処理は新たに塗る塗膜が屋根材にしっかりと定着するために重要な作業であり、不適切な下地処理が行われた場合には塗装が剥がれやすくなります。
さらに、塗装時に汚れや劣化した塗膜が残ったままでの施工も剥がれの原因となります。これらの要因が重なることで、屋根の塗装が剥がれてしまう可能性が高まります。
軒先部分の変色や苔（コケ）の発生など、劣化が進行していました。軒先に多く苔が生えてしまう主な要因は、日当たりの不足と水の滞留です。
軒先は屋根の先端の部分であり、日が当たりにくい場所です。日当たりが悪いと湿気がこもりやすくなり、苔が生えやすい環境が整います。また、雨水や雪解け水が軒先に溜まりやすいため、水分が長時間残ってしまうことも苔の繁殖を促進します。特に古くなった屋根や水切れが悪い屋根では、水分が滞留しやすくなるため、苔（コケ）が生えやすくなります。軒先の苔（コケ）が放置されると、建物の外観だけでなく防水性や耐久性にも悪影響を及ぼす可能性があります。
点検の結果、屋根の状態や築年数を踏まえ、
屋根カバー工法のご提案となりました。
屋根カバー工法は、現在の屋根の上に新しく防水紙を敷き、その上に新しい屋根材を葺きます。
塗装メンテナンスよりも、工事に掛かる日数が短いため、お客様の生活のご不便も少なく済みます。屋根カバー工法は877,800円（税込み）～承っております。
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