更新日：2024年04月18日

袖ケ浦市野里にて軒天の補修についてお見積りのご依頼をいただき現地調査に伺いました。軒天は、比較的ご自身でもチェックしやすい部分です。点検結果についてご報告いたします (‘◇’)ゞ

「軒天」は、外壁から張り出している屋根の裏側で、「軒裏（のきうら）」や「軒裏天井（軒裏天井）」などとも呼ばれています。屋根を見上げたときに見える部分です。白い塗装で仕上げられていることが多いです。

穴が開いてしまった軒天

軒天が剥がれ、大きな穴があいている状態でした。軒天が剥がれ、隙間が出来たり穴があいてしまうと、鳥や小動物が侵入して巣を作る可能性があります。雨漏りだけでなく、健康被害のリスクの恐れもあるため、応急的にでも穴を塞ぐという措置が必要です。

軒天の劣化症状を確認

別位置の軒天にも、劣化が進んでいる状態でした。破風との間に隙間が出来たり、ペラペラと捲れてきている部分も多く、これ以上状態が悪化する前に早めの対処が必要な状態です。

使用されていた軒天材はベニヤ板でした。昔はよくベニヤ板を使用されることが多かったのですが、現在、軒天を修繕する際は、耐火性・耐久性に優れたケイカル板が使用されることが多いです。

ケイカル板は、耐火性が高いという特性から、様々な建築物の壁や天井、不燃断熱板として使用されています。ケイカル板は、設置後に塗装で仕上げられることが多いです。吸水性が少なく 水分に強いケイカル板ですが、定期的な塗装メンテナンスが必要です。

軒天のメンテナンス方法

軒天のほとんどの部分で、劣化が進んでいる状態でした。軒天のメンテナンス方法は3種類あり、「塗装」・「増し張り」・「（全面）張り替え」となりますが、軒天の状態によっては、メンテナンス方法が限られてしまいます。

私たち街の屋根やさんでは、軒天補修工事も数多く承っております。軒天の張り替えは 10,450円（税込）/㎡～となります。まずは無料点検・お見積りのご依頼を (^^)/