更新日：2024年03月06日

袖ケ浦市蔵波にて実施した雨樋調査についてご報告いたします(^_^)/~

雨樋は、屋根に降った雨水を集めて地上（排水溝）へ排水することで、外壁や周辺環境が雨水で濡れることを防ぐことや、雨音を低減し、地面からの跳ね返りによって外壁等が汚れることを防ぐ役割をしています。

雨樋の様子

軒樋（横樋）が端から端まで外れてしまっていました。強風が続いた際に、剝がれてしまったそうですがお怪我や近隣被害等がなくて何よりでした。

軒樋は台風や雪などの影響を受けやすく、2月の雪の際にも、雪の重みで軒樋が変形／外れたというお問合せをいただきました。軒樋が変形や破損した場合は、雨水があふれるなど直接下へ流れ落ちてしまいます。

また、近くに森林や樹木がある立地の場合は、落ち葉や土ほこり等が飛散してきて軒樋を詰まらせて雨水が溢れてしまうこともあります。

近年は、太陽光パネルを設置されているお宅も多く、パネルから勢いよく落ちてきた雪で軒樋を破損させてしまうという事例も発生しています。そのため、雪止めについてお問合せいただくことも多くなっています。

状態を詳しく確認

軒樋は、専用の取り付け金具によって固定されていますが、強風により徐々に固定が緩んできていた可能性があります。雨樋は比較的見やすい位置に設置されているため、台風や強風後、積雪後に可能な範囲で目視でのチェックをおすすめします。

竪樋にも不具合発生

集水器も一緒に落下していました。竪樋（たてとい）の継手（つぎて）部分に破損があり、竪樋がズレている状態でした。

竪樋や軒樋等の継手（つぎて）部分は、経年劣化により徐々に接続が弱まり外れやすくなってきます。ほかにも経年劣化が見受けられた場合は、すべての雨樋の交換も視野にメンテナンスをご検討ください。

私たち街の屋根やさんでは、雨樋交換も数多く承っております。風災害の場合は、火災保険により保険申請のご対応も承っております。まずはお気軽にお問合せください。

●雨樋交換（全交換）切妻屋根／両側／20ｍ／半丸：税込み239,800円～（軒樋片側10ｍ×2、集水器2ヵ所、竪樋12ｍ、既存雨樋撤去処分費を含みます）