芝山町新井田にて築17年目のお住まいの調査、使用していた屋根材はニチハのパミールでした
更新日:2021年05月15日
今回は芝山町新井田にお住まいのお客様の屋根メンテナンスの調査に伺った時の模様をお伝えします。
今年で築17年目を迎えるお客様のお住まいで、最近になって屋根の劣化具合が気になってきたので調査してほしいとの事でした。
劣化した屋根はニチハのパミール

早速調査に伺いました。屋根に上って状態を見てみます。
今回のお客様の屋根は化粧スレートを使用していました。
すでに17年経過していてまだ塗装工事を行ったことがないとのことで、やはり全体的に塗膜が劣化した状態で、カサカサしたような状態で色褪せています。
ただよく見ますと、スレート材表面がまるで強烈は雹に襲われたように、ところどころ点状の模様のように剥がれている個所があります。さらに見ますと、スレート材の端のところが何カ所も薄く剥がれている個所がありました。
この特有の劣化具合、これはニチハ製のパミールの特徴です。
ニチハのパミールは劣化してきますと、まるで薄いパイ生地やミルフィーユのように、薄い層が剥がれていくように劣化していくという特徴があります。
パミールはアスベスト問題が社会を賑わせた1990年代半ばに製造された屋根材で、アスベストを使用しない屋根材です。ただ当時アスベストを使用した素材が主流だったところで先行してノン・アスベスト素材を開発、販売したわけですが、経年劣化に弱く、10年前後でミルフィールのようにバラバラと剥がれてしまうという、欠点がありました。ですのでこのパミールを使用した屋根は10年も経ちますとみな同様にこのようなバラバラと剥がれる症状が現れてきます。
このパミールを使用した屋根は、表面が剥離してしまうため塗装メンテナンスも行えません。葺き替えてしまうか、その上に屋根材をカバーして葺く屋根カバー工法しか、メンテナンスの方法はないのです。
パミールには屋根カバー工法をおすすめ

パミールは1996年から製造された屋根材で、アスベストを使用しない屋根材です。ただ当時アスベストを使用した素材が主流だった時代で自主的に環境問題に取り組むべく開発されたノン・アスベスト素材ですが、経年劣化に弱く、10年前後でミルフィールのようにバラバラと剥がれてしまうという、欠点がありました。ですのでこのパミールを使用した屋根は10年も経ちますとみな同様にこのようなバラバラと剥がれる症状が現れてきます。
このパミールを使用した屋根は、表面が剥離してしまうため塗装メンテナンスも行えません。葺き替えてしまうか、その上に屋根材をカバーして葺く屋根カバー工法しか、メンテナンスの方法はないのです。
他の個所も見てみましょう。棟板金の方は若干塗膜の劣化は見られますがまだ錆などは出ておらず、反りなどの変形もありませんでした。ただ数か所釘が抜けかかった個所がありました。貫板もしっかりしているようですので、止めなおしでも対応できると思います。

お客様には点検中に撮影した写真をご覧いただきながら、使用されているパミールについてご説明いたしました。
お客様には野地板などがまだしっかりしていることから、屋根カバー工法による工事をご提案いたしました。カバー工法は現在の屋根材を撤去することなく上からカバーをかけるように屋根材を葺く工法で、パミール材を撤去、処分する手間と費用を抑える事ができます。棟板金の補修の必要もなくなります。棟板金に関しては屋根カバー工事を行わない場合は釘の止めなおしを行えば大丈夫でしょう。
もし、屋根の事で疑問に思われたら一度、街の屋根やさんにご相談ください。
記事内に記載されている金額は2021年05月15日時点での費用となります。
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