棟板金の劣化と修理の重要性｜君津市中野での現場事例と正しいメンテナンス方法
更新日：2025年08月11日
下地である貫板が長年の雨水や湿気で腐食してしまい、釘が効かない状態になっていました。
この状態になると、固定力が著しく低下し、棟板金が風で浮き上がりやすくなります。
特に、屋根の頂部は雨水が集まりやすく、日中と夜間の温度差で結露も発生しやすいため、木材が傷むスピードが早くなります。
板金自体は再利用できないほど変形しており、再施工の際には新しい棟板金と貫板の交換が必要です。
金属部分は紫外線や雨風で徐々に表面が劣化し、釘やビスの固定力も低下します。
貫板の腐食
木製の貫板は水分を吸収すると腐食が進み、釘が効かなくなります。
施工不良
釘の打ち込み不足や下地処理の甘さは、数年で不具合を引き起こします。
強風・台風被害
特に海に近い地域では風圧が強く、棟板金の飛散リスクが高まります。
棟板金は屋根の耐久性と防水性を守る重要な部材です。
今回ご紹介した君津市中野での事例のように、貫板の腐食や固定の緩みから飛散事故につながることも珍しくありません。
早めの点検と適切な修理で、住宅を長く安全に守ることができます。
街の屋根やさんでは、無料点検から最適な修理プランのご提案まで承っております。
屋根の棟板金に不安を感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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