屋根カバー工事の施工手順をパパっと解説!
更新日:2025年07月23日
屋根カバー工事とは、既存の屋根材の上から新しい屋根材を重ねて施工するリフォーム方法です。
屋根を撤去する必要がないため、「コスト削減」や「工期短縮」が実現できる人気の工法です。
【主なメリット】
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廃材処分が少なく、エコで経済的
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雨漏りを防ぎながら断熱・防音効果も向上
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住みながら工事可能で、騒音も最小限
それでは、実際の画像を用いて、屋根カバー工事の施工手順を段階ごとにご紹介します。
棟板金と雪止めの撤去が終了し、まず最初に行うのが、既存の屋根材の上に
防水紙(ルーフィング)を敷く工程です。
この工程は、雨水の侵入を二重に防ぐための重要なステップ。
写真では、丁寧に重ね貼りしながら敷設している様子が確認できます。
次に、屋根の端部にあたる「軒先」に役物である唐草板金を取り付けます。
この部材は、雨水を軒樋へ正確に誘導する役割を果たし、同時に屋根の見栄えを整えるためにも重要です。
防水紙の敷設と唐草板金の取付が完了したら、新しい屋根材の本葺き(本体部分の施工)に入ります。
併せて設置されるのが「雪止め金具」です。
積雪地域では特に重要な設備で、屋根からの落雪による事故や雨樋の破損を防ぎます。
屋根の頂上部分には「棟板金」を取り付けます。
その下地には耐久性の高い「樹脂製貫板」を使用。木製と比べて腐食しにくく、長寿命な仕上がりが実現します。
棟板金は風の吹き込みや雨の侵入を防ぐための非常に重要な部材です。
すべての屋根材、役物、棟板金が施工され、屋根カバー工事が完成した状態です。
まるで新築のように美しい仕上がりで、雨風にも強く、今後のメンテナンスも軽減されます。
しっかりと雪止めが並び、施工精度の高さが伝わる仕上がりです。
屋根カバー工事は非常に優れたリフォーム方法ですが、以下の点には注意が必要です。
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下地の劣化が激しい場合は葺き替えが必要
→ 野地板が腐食していると新しい屋根材を支えられません。
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重量増に注意
→ 2重屋根になるため、構造に対する重量チェックは必須です。
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信頼できる施工業者を選ぶ
→ 雨仕舞いや板金処理が甘いと逆に雨漏りリスクが高まります。
屋根カバー工事は、既存屋根をそのまま活かしつつ新たな防水性能と美観をプラスできる優れた工法です。
しっかりとした施工手順を踏み、信頼できる業者に依頼することで、長期的に安心できる住まいが実現します。
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