ガルバリウム鋼板屋根でも油断できない雨漏りのリスク

ガルバリウム鋼板は、耐久性と軽量性に優れ、現在の住宅に広く採用されています。

しかし、どれほど高性能な屋根材でも、施工不良や経年劣化があれば雨漏りのリスクは避けられません。

こちらは東京都世田谷区の住宅で撮影された画像で、室内天井に明らかな雨染みが確認できます。

このような症状は、屋根材の不具合によって雨水が浸入し、内装材にまで達してしまった結果です。

放置するとカビや腐食の原因にもなり、健康被害や構造上の問題にも発展する恐れがあります。

雨漏りの原因は屋根裏の劣化と腐朽菌

天井の雨染みを調査した結果、屋根裏の木材にまで水が回っている状態が判明しました。

さらに、雨水により木材が長期間湿気を含んだことで腐朽菌が発生しているのが上記の画像です。

これは構造材の強度低下を招く深刻な問題で、単なる屋根の修理だけでは済まないケースもあります、、、

特にガルバリウム鋼板屋根のように表面がしっかりしていても、防水紙の施工、接合部や釘打ち位置の処理が不適切だと、少しの隙間から水が浸入してしまうのです。

一見綺麗な屋根でも、雨漏りの兆候は潜んでいる

既存の屋根には金属屋根（ガルバリウム鋼板）の一種である横葺き工法が採用されていました。

一見すると美しい仕上がりに見えますが、実は納まりが非常に珍しく、標準的でない施工が施されていました。

雨漏りは、屋根全体ではなく接合部や仕上げの不備から起こるケースが多いため、

このように特殊な納め方をしている屋根では、より丁寧な施工と点検が重要です。

雨漏りを招く危険な施工例：釘の脳天打ち（画像5挿入）

ガルバリウム鋼板屋根において最も避けるべき施工方法の一つが釘の脳天打ちです。

この画像では、屋根の表面に釘の頭が露出している状態が確認できます。

このような施工は、釘穴から雨水が直接侵入するリスクが高く、防水性能を大きく損ねる原因になります。

ガルバリウム鋼板 屋根は、本来ならば長寿命で優れた屋根材ですが、

施工の質次第で寿命が大きく左右されるのが現実です。

世田谷区で雨漏りにお困りの方へ｜街の屋根やさんの対応力

「街の屋根やさん」では、東京都世田谷区を中心にガルバリウム鋼板屋根の点検・修理を数多く手がけております。

経験豊富なスタッフによる丁寧な調査と、屋根裏から屋根上までの総合的な診断を行い、

必要であれば防水シートの補修・部分張り替え・屋根材の再施工のお見積りも可能です！

まとめ：ガルバリウム鋼板屋根でも定期点検が重要！

・ガルバリウム鋼板屋根でも、施工不良や経年劣化で雨漏りは起こる

・室内の雨染みや天井裏の腐朽菌は深刻な劣化のサイン

・釘の打ち方ひとつで防水性能が大きく変わる

・特殊な納まりの屋根は施工と点検に特に注意が必要

・「街の屋根やさん」は、世田谷区で数多くの実績あり、安心してご相談いただけます

雨漏りの症状を見つけたら、早めの点検と対処が家を守る第一歩です。

ご自宅の屋根に少しでも気になる点があれば、ぜひ「街の屋根やさん」へご相談ください。