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新居浜市の釉薬和瓦のご自宅の雨漏り調査!多数の釘割れと樋の欠損が大きな原因か。
更新日:2024年4月29日
みなさんこんにちは。街の屋根やさん新居浜中央店の合田です。今回の案件はお世話になっている大工さんからの
釉薬和型瓦の雨漏り依頼です。
早速現地調査に行きました。
ご自宅の施主様に室内現状を見させていただきました。
現状は火災報知器が故障してしまうほど雨漏りが広がっています。
この部屋は物置部屋なので気付くのが遅くなったみたいです。
雨漏りは発生するまで気づきにくく、また普段生活している空間とそうでない空間では気付くまでに大きく時間がかかる可能性もあります。押入れの部分とか普段気にかけない所もたまには気にしてみましょう。
屋根上の調査です。
この型の釉薬和型は築30~50年くらいの家に多く見られます。この頃は今のようにステンレス製の釘ではなく鉄や亜鉛など錆びてしまう素材です。釘の周りに錆びが発生し膨張、釘穴以上の径になると釘穴が耐え切れずヒビや破損が起こります。ただ、ビスはステンレス製だと意外と耐久性が鉄製より劣るので、ラスパートやメッキ
処理したビスを用いることもあります。
釘割れが目立つ瓦が多いです。
今回は雨漏り発生個所の1階東屋根部分ばかりに見受けられます。
歩くだけでも新たに割ってしまいそうです。
和瓦の片部分にコーキングが施してあります。
この部分だけコーキングするのは雨水の排出口を塞いでいるわけではないので問題は
ありません。
袖際のみたてにコーキングを打っています。真ん中部分に少しだけ打つのはあまり見たこと
がないです。
このようなコーキングでズレ防止をする工法をラバーロック工法と言います。
当社でも依頼があれば用いる工法ですが、メリット、デメリットがあります。
またやり方を間違えると雨漏りしやすい状態にしてしまいます。
関連ページ
地震と強風に強くなる!?瓦屋根のラバーロック工法のメリットとデメリット
プラスで
2階のたて樋が途中で欠損していました。継手は付いていたので
元々付いていたのが飛んで行ったのでしょう。
ここの樋は2階切妻屋根の片面の雨水を全て受けています。通常であれば2階の雨水は壁に沿って取り付けてある竪樋を通過し1階に下屋根に竪樋を伸ばして、1階にある軒樋や集水器に落とすようにしてあります。このように途中で欠損した樋は瓦上で2階の雨水を排出します。さらに元々1階部分で受ける雨水もあるので大雨の時にこの列の瓦が受ける雨の量は計り知れない程です。さらにその下の瓦がひび割れしていたので多くの雨がここから瓦の下に侵入することになります。下屋根のある2階建ての家は樋の途中欠損や、1階の軒樋に落とす部分が風でズレたときは放っておかず補修しておかないと知らない間に被害が大きくなりますよ。
現状で樋の排出口になっている部分の雨漏り状況を確認しました。
下の瓦が釘割れで破損しています。これは目視で分かるヒビではなく上の瓦を外して初めて分かる破損状態です。瓦の差し替えでの補修ならば、こういう状態が想定されるので目視で分かるひび割れ以上の枚数を実際には交換します。
街の屋根やさん新居浜中央店はこの場合目視確認で分かる破損枚数×1.3~2倍くらいの枚数を予算に組み込ませていただいております。その代わり施工時に新たに判明した破損瓦でもきちんと差し替えをします。*施工対象範囲に限ります。右写真は重なっていた部分は残っていますが応急コーキングをしてくれていました。
小さくても横割れは、そこを通過する全て雨水が侵入してしまいます。下の瓦桟に汚れの混じった雨水が溜まって乾いている跡がありました。明らかにここで雨漏りしています。
直接的な原因ではありませんが、棟と壁の板金の隙間から木材が見えています。
さらに奥を見ると土壁が露出してます。
ここは、余程の殴り雨でダイレクトに入らないと中々雨水は侵入しないと思いますが、
万が一入るような事があれば、間違いなく壁伝いで雨漏れが起こるでしょう。
確率はかなり低いですが、漆喰で隙間埋めを提案しました。
まずは雨漏りの直接原因になっている破損瓦の差し替えと欠損樋の延長を補修する提案をしました。
同じ瓦で同じ性質の釘なので、差し替え外の瓦の釘割れによる破損は今後も可能性がありますが
その辺の注意事項も説明してお見積りを作成させていただきます。
愛媛県東予地方で雨漏りや屋根トラブルにお困りの方は街の屋根やさん新居浜中央店にご相談ください。ご相談、お見積り無料です。中予、南予地方のお客様も大歓迎です。0120-32-6886
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新居浜市で釉薬和型のひび割れからの雨漏り。破損瓦の交換を実施しました。
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