四国中央市で土葺き釉薬瓦から防災瓦への葺き替え｜谷部分まで丁寧に施工
更新日：2025年10月15日
このシートが雨水の侵入を防ぐ役割を果たします。
ルーフィングに墨打ちしていきます。瓦を留めるための桟木を打つ位置に墨で目印を付けます。
墨で付けたラインに沿って、桟木を取り付けていきます。
この桟木は木製で、防腐処理がされているため緑色になっています。
腐食を防ぐことで、屋根の寿命を長く保つことができます。
こちらは隅棟（すみむね）と呼ばれる屋根の角の部分の桟打ち作業です。
隅棟は雨水の流れが集中しやすいので、しっかりと施工する必要があります。
桟木がきれいに整列されています。
細かい部分もしっかりと墨打ちし、均等に桟を配置していきます。
この作業が後の瓦の安定に大きく関わる大切な工程です。
まずは軒先部分から瓦を並べていきます。
軒先瓦は風で飛ばされないよう、釘を3本しっかりと打ちます。
写真ではすでに途中まで地瓦が施工されています。
職人たちの手際の良さが伝わる現場の一コマです。
全数釘打ちで固定することで、台風や地震にも強い仕上がりになります。
その上に、谷メンド（２段シーラー）と呼ばれる防水部材を取り付けます。
二重構造にすることで、雨水の浸入リスクを大幅に減らすことができます。
この作業は手間がかかりますが、しっかりフィットさせるためには欠かせません。
仕上がりの美しさにも大きく関係します。
桟木にあらかじめ打った釘に銅線を巻き付けて、瓦をしっかりと固定します。
こうした細やかな工夫で、長く安心して住める屋根になります。
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