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四国中央市で土葺きの釉薬瓦から防災瓦へ葺き替え。古い瓦と大量に載っていた土を撤去しました。
更新日:2025年9月25日
こんにちは。
街の屋根やさん新居浜・四国中央店です。
今回は四国中央市にお住まいのK様邸で、屋根の葺き替え工事を行いました。
長年使用していた釉薬瓦の表面が、冬の冷え込みによる凍害で剥がれてしまっていました。
そのままにしておくと雨漏りなどの心配があるため、防災瓦へと交換することになりました。
それでは、今回の工事の流れをご紹介いたします。
点検に伺いました。釉薬瓦の釉(うわぐすり)の剥離などが見られました
こちらが施工前のK様邸の全景です。
築30年ほど経過しており、屋根全体に傷みが見られます。
一見すると大きな破損は見えませんが、近くで見ると劣化が進んでいます
屋根の軒先部分は、雨風や霜の影響を受けやすく、釉薬が剥がれています。
釉薬とは、瓦の表面を覆うガラス質のコーティングのようなものです。
この剥がれが凍害の証拠で、放置すると瓦が割れやすくなります。
釉薬瓦は土でできていて、経年劣化により吸水しやすくなります。冬場に瓦が吸水した水分が凍結膨張することによって、瓦の表面が剥離したり割れることがあるのです。
これまでも部分的な補修をされていましたが、今回全体を葺き替えさせていただくことになりました。
既存の瓦を一枚ずつ丁寧に取り外していきます。
昔ながらの屋根には、瓦の下に「屋根土(やねつち。昔の屋根で瓦の下に敷かれていた土のこと)」と呼ばれる土が敷かれていました。
この土が重く、屋根への負担も大きくなってしまうのです。
今回の工事対象外の部分には、ブルーシートでしっかり養生をします。
こうすることで、隣接する屋根や外壁を土やホコリから守ることができます。
作業時のトラブルを防ぐために、こうした細かな配慮が必要です。
瓦をすべて外すと、このように大量の屋根土が現れます。
画像では、土の量がアップで写っており、その多さがよくわかります。
この土は全て取り除き、軽量な防災瓦に交換することで耐震性も向上します。
以前は屋根瓦を固定するためにこのように土がたくさん使われていました。
屋根土は、瓦を固定してズレを防ぐだけでなく、断熱効果があり太陽光や外気の遮熱を行ってくれていました。
しかし現在は、土は載せず、瓦は全数釘留めする工法を行っています。
土を載せないことによって屋根全体の重量が軽くなり、さらに釘留めすることによって地震や強風などの災害に強い屋根になります。
屋根土をすべて除去した後の様子です。
下地のルーフィング(防水シート)は状態が良好だったため、そのまま使用することにしました。
取り除けた土は土のう袋に入れて運び、丁寧に土やホコリを取り除き、次の工程へと進みます。
屋根面を掃除したあと、ルーフィングを張っていきます。
既存のルーフィングは傷んではいなかったので取り除けはせず、その上に新しいルーフィングを重ねて増し張りをします。
ルーフィングを張り終えたら、ブルーシートをかけて養生します。
本日はここまでです。
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