新居浜市のS型スレート雨漏り現場。葺き替え工事で依頼を受けたので屋根瓦を撤去していきます。
更新日：2025年3月3日
街の屋根やさん新居浜中央店の合田です。
前回屋根の無料点検を新居浜市で実施し、葺き替えと葺き戻しでお見積りした所
葺き替えにかかる予算が想定より安かったため、葺き替え工事を行うことになりました。
本日は古い瓦を取り除けて、防水シートを貼り直していきます。
前回ブログ
新居浜市で雨漏り屋根を無料調査。古くなったS型スレートは葺き替えがいいのか、葺き戻しがいいのか。
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他の葺き替えの記事とまあ同じですが(笑)
荷積みのトラックから最も遠い場所の棟瓦から除けていきます。
釘が錆びて古いので板との効きが弱くなっています。
そのため取り除けは比較的容易にできます。
＊ズレ防止でコーキングが付いてると少し大変です。
状態はボロボロです。
所々に屋根板の隙間が見えるので、シート上に雨を受けても途中で屋根内に落ちていきます。
屋根板の白い後は雨漏り形跡のある箇所です。
腐るまではいっていません。
殆どが釘穴漏れなので等間隔に1直線なのが目立ちます。
真ん中部分は塗装していましたが、瓦を除けると、塗装が出来ない箇所はほぼ錆びだらけです。
板金が錆び切って屋根板の方に流れていました。
破損だけが原因ではなさそうです。
ある屋根面の途中から、谷板金を挟んで垂直方向に別の屋根面になる時にV字谷は出来ます。
V字谷の接合部分は接続する屋根面の雨を受ける樋の代わりにもなるので、受ける雨の量が多いです。
同時に屋根表面に乗っているゴミや泥なども落ちてくるので、そういったものが堆積しやすいです。
屋根裏から見た部分の反対側を見ることができます。
前回同様、母屋から垂れ流れている跡と、天井板に白いシートが見えます。
恐らく壁に貼る防水シートみたいなものだと思います。
落ちてくる雨水を受け止めることは可能です。
ただ、量が溜まると乾ききる前に、水が垂れ流れ始めると、溜まった雨水がある箇所に集中的に流れ落ちます。
条件が揃えばここだけ一気に室内まで雨漏りするリスクは高いです。
＊根本は屋根瓦と防水シートの状態ですけど・・
予算を押さえたい場合に部分的のみ取り換えを行う案もあります。
交換場所は、釘が打てないくらいに腐っている部分に限定します。
どのくらいの量になるかは取り除けてみないと分からないため、浮いた釘の処理と合わせて㎡あたり300～400円くらいで実施しています。
＊必ず板の増し張りや替えをしなければいけない屋根もあります。すべての屋根に提案は出来ません。
瓦屋根にするので突起のついた樹脂製ルーフィング「レボゼロ」を使います。
＊谷部分はゴムアスルーフィングです。
1日目はこのようにルーフィング＋ブルーシート養生。
飛ばないように瓦を重石にしていきます。
次は桟打ちや板金取付になります。
次回ブログ
新居浜市の雨漏り屋根の葺き替え工事実施中！桟打ちや板金取付で瓦葺きの下準備。
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