新居浜市でS型スレートの屋根点検。塗装前に瓦の浮きを見つけたので全体確認します。
更新日：2025年3月7日
街の屋根やさん新居浜中央店の合田です。
今回はリフォーム屋さんからの依頼で屋根の点検を行います。
塗装前に瓦が浮いているのを見つけ全体的に点検していきます。
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1度ご自宅の人が自身で塗装されたそうです。
南面の地伏せが数枚浮いています。
恐らく強風などの影響だと思います。
元々重なっていて塗装出来ていない部分が露出しているので、塗装後にズレたと分かります。
側面の垂部分が欠けたりすると、正面、側面など見る方向によって
問題なく施工しているように見えたり、なんかズレているように見えると思うこともあります。
欠けた部分と本来重なる部分まで塗装されているのでこちらは塗装前から欠けていたと思います。
このくらいの欠けでは雨漏りリスクは低いです。
釘割れによる亀裂が側面側に伸びていました。
側面と正面で亀裂が繋がっています。
ここは棟違いの部分なので、棟を壊さないと交換が出来ません。
大面のし（地瓦と接する1段目ののし瓦）の亀裂とのし瓦1枚のズレが見受けられました。
塗装後なので、ズレが発生すると分かりやすいです。
塗膜の剥がれと軒先部分は錆が出ていたので年数は経っていると思います。
ハッキリとした破損は無く、現時点で雨漏りは無いそうです。
谷部分は水が最も集まる部分なので破損が生じていると高確率で雨漏りが起きます。
現時点では触らなくてもよいと思います。
棟瓦やのし瓦と谷板金との空間は狭いのでゴミが溜まっています。
ゴミが溜まると本来谷板金を伝って軒先の樋まで雨水を流すところ、水道が変化して雨漏りを起こすリスクがあります。
このあたりの掃除はしておいた方がよいですね。
棟を除けないといけない部分はコーキングなどで簡易的な処置、そうでない部分は差し替えなどをするお見積りをします。
塗装前に屋根点検することはとても大事です。
いざ始める時に屋根トラブルが見つかれば工期も伸びます。契約をしている以上追加修繕費が避けられなくなります。
また、塗装後の雨漏りトラブルで結局屋根の大規模工事をまたしなければならない場合もあります。
1度塗装しても問題ないか点検をしっかり行ってからリフォームを決めるのがおススメです。
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