四国中央市三島での棟取り直し工事。強力棟＆漆喰詰めで棟復旧。吹降りによる雨漏りをシャットアウト！
更新日：2025年2月22日
街の屋根やさん新居浜中央店の合田です。
四国中央市三島で棟瓦をやり直しています。
今日は漆喰を詰めて棟を復旧していきましょう！１
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四国中央市三島 売り物件の屋根リフォーム、強力棟の土台取付を実施。
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棟直しは、棟の数、長さ、段数、瓦の大きさで異なりますが、
漆喰はたくさん必要なので、電動ハシゴでバケツの漆喰を上げていきます。
これ、ハシゴで手持ちでの労力は中々ヤバい！！
手前の糸はのし瓦の外側を示しています。
糸とシルガードの隙間は約1寸（３ｃｍ）空けておきます。
糸（棟瓦の外面）から1寸くらいの間隔を開けることで、棟瓦から落ちる雨を桟瓦上に落ちるようになります。
雨は表面張力で瓦の裏を伝うのでシルガードの幅を広げるとシルガードの内側に舞い込んでしまいます。
いくら水を弾くと言っても年数が経てば雨漏りリスクに繋がる施工になっていしまいます。
当初金具がある部分のみ「厚のし」を割って取付
それ以外の部分は「大のし」を割らずに取り付けていました。
新しく取り付けた棟金具は大のしを割って調整が必要でした。
のし瓦は半分に割って使用することが多いので真ん中はハンマーで簡単に割れます。
残りは厚のしと合うように内側を押切でカットしていきます。
穴はのし瓦の中央、内側寄りです。
開いた穴に銅線を通します。
銅線を瓦の縁付近で交差させて、のし瓦をクルクル回すと簡単に結べます。
対面同士ののし瓦を通した銅線で結んで固定します。
両方から引っ張る力が働くので風に強いです。
土施工の場合、表面を漆喰やモルタルの代わりに瓦を使用しています。
面戸瓦があれば、土の保湿が保たれ、漆喰のや土も量が抑えられます。
何より陶器なので剥離による塗直しが不要です。
のし瓦の上に丸棟用のシルガードを乗せていきます。
丸棟は4～7寸が一般的で、名称の数字は丸棟の半円の直径（幅）を表します。
大きい程必要なシルガードも増えていきます。
本棟と隅棟の結合部分には三又と言う棟瓦を使用します。
１つの瓦で3方向分岐しています。寄棟屋根には基本的に使用しています。
先程、「棟の大きさは幅を表しています」と言いましたが半円型なのでもちろん高さも変わってきます。
強力棟の棟木にしっかり効く長さを選びましょう。
瓦とビスの境目はワッシャーが付いているので雨水の侵入も防ぎます。
瓦の加工が必要な場所が多い程、雨漏りリスクも高まります。
表面からの漆喰を塗り直す方が費用的には安いですが、購入して10～15年でまた塗り直す必要が出てきます。
長い目で見るなら初期コストはかかるけど、コストパフォーマンスが高いやり直しで少しでも長く快適に過ごしてほしいですね。
亀裂があった地瓦の差し替えも完了しています。
＊写真取るの忘れました。すいません。
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