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四国中央市三島 カレッセ葺の施工で下屋根に被った大屋根の瓦取り除ける。
更新日：2025年2月19日
大屋根の平型スレートを片面だけ取りのけしました。
袖出分の板の継ぎ目が見えました。瓦2列分です。袖出の板は室内側より幅が広いです。この継ぎ目部分が壁際になります。
ボロボロのルーフィングを片付けていきます。
袖出分の屋根板を取り除けます。一番手前の板は勾配を取っているのでそのままです。
ここも破風板が古いので新しく交換します。なので既存板を取り除けます。
大屋根が被っていた部分の屋根面にカレッセを葺き上げます。壁際の立ち上げも忘れずに加工してビス止めしていきます。
端っこの垂木の腐食が激しいので棟木で補助垂木を取り付けます。
元々の垂木に付いている樋金具を外してから高さと面を合わせて棟木を留めます。
補助垂木に樋金具を取り付けます。
カレッセを葺き上げたら大屋根側を復旧していきます。屋根板を取りのけた部分に合板を取り付けていきます。
ルーフィングを貼っていきます。
破風板を取り付けます。
瓦の復旧を行います。平型スレートの袖部分の瓦は飛ばないように表面上にも1か所釘穴があります。平型スレートが施工されていた時期を考えて当時の釘は古く錆びている状態です。
この部分の釘は瓦の重なり部分の釘より長いのでバールで釘抜きを行います。釘が痩せていたり、逆に錆で膨張したりしています。
復旧時は釘ではなくビスを打ち込んで固定力を上げます。釘穴より大きくなるのでドリルで穴を開けます。
ドライバーでビスをしっかり効かして固定完了です。他の袖部分も合わせて実施しました。屋根の形状次第では葺き替え範囲外の部分に手を加えなければいけないこともあります。部分的な範囲の場合はそういったケースもあることを想定しておくと良いと思います。次回、役物を取り付けて完成になります。
次回ブログ
四国中央市三島 カレッセ葺き替え完了！スッキリな仕上がりで軽くなりました。
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