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新居浜市で塗装後に雨漏りしている屋根の葺き替え工事！塗料でべったりの瓦の撤去は大変！
更新日：2025年3月5日
初めにちょっと軒先の瓦を取り除けます。ちょっとした土手になるので、上の瓦や砂が滑って来てもここで止まるようにします。早速部分的に大きな雨漏り跡も見つかりました。
いつも通り最初は棟瓦から壊しますが、今回の塗料は塗直して2年くらいなので瓦同士の密着がスゴイ！2人がかりで持たないと到底無理なくらいの大きな塊で瓦が外れることもあります。いつも以上に慎重に。
応急処置した場所も見えました。棟を除けずに修繕しているのでルーフィング部分しか防水効果を発揮しません。
今回は人数がいたのである程度瓦を取り除けたら、引き続き瓦撤去と掃除＆ルーフィング撤去舞台に分かれます。ルーフィング上である程度チリやゴミを取り除けて、ルーフィングを剥がします。流石に古いので紙が堅くなってポロポロの状態です。
釘が出ている箇所もあります。錆びた釘は細くなったり、頭部分だけ外れたりするので、釘の一部が残ったりします。新しいルーフィングを貼るときに突き破ってしまうので取り除けたり、打ち込んだりします。
谷が2か所あります。谷板金の両側に留め具が付いているので、それを取り除けると外れます。壁の取り合い部分にある場合は、壁奥で立ち上がってる事が多いので取り除けが少し大変です。
大きい方の板金は、雨漏りしている時に1度直しているようです。これも全て交換します！
ルーフィングを取り除けたら、下地調整します。今回は屋根板の増し張りはしないので釘の効かない腐朽箇所を部分修繕し、釘が残っていないかを最終確認します。
最後に新しいルーフィングを貼ります。まずは谷部分をゴムアスルーフィングで貼っていきます。ここは1番雨が集まる場所になります。
地伏せ側のルーフィングは「レボゼロ」を貼っていきます。
谷際のカットも忘れずに。
複雑な屋根形状部分はルーフィング上に雨が流れたとしても軒先までちゃんとたどり着くように順番を間違えないように敷きます。今後の作業（桟打ち）に必要な垂木位置のチェックも忘れずに！
ルーフィングが敷き終わりました。
最後にブルーシートでさらに養生します。このシート養生も谷部分などに雨水が侵入しないようにします。
風が強い地域や予報があるとタッカー（ホチキスのような留め具）以外にも木を使って飛ばないようにします。
屋根へぎの多くは作業に数日間かかります。雨の養生も済ませて作業を終えなければならないので日が暮れるまえにどの位置、どのくらいの作業をするか考えながら実施してきます。
一気に瓦を除けると養生が間に合わなくなるのでそのあたりの判断が大事になっていきます。この現場は2日で屋根へぎが終わりました。続きはまた次回！
次回ブログ
新居浜市にて雨漏りに困っている和型セメント瓦の葺き替え工事。新しい屋根材施工前の準備。
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